12月31日の解散が迫ってきたSMAP。ここにきて「解散回避」報道まで浮上するが、依然としてメンバーは口を閉ざしたままだ。ところが、リーダーの中居正広(44)が、冠番組「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日系)の収録で、一足先に長い内紛劇の結末を漏らしていたという。収録に携わったスタッフが語る。
「10月14日に2本撮りで行われました。すでに1本目は11月2日に放送され、中居の『(今年は)バタバタした』と解散報道を匂わす発言だけで話題になりましたが、本当の衝撃発言は9日放送予定の2本目の収録で飛び出した。でも、事務所におうかがいを立てることもなくカットですよ」
お蔵入りとなった問題のシーンを再現しよう。アシスタントを務める事務所の後輩・藤ヶ谷太輔(29)が、中居のダンスの才能を称賛した。となれば周囲は「中居のダンスが見られる」と期待したのだが‥‥。
「もうダンスは1年も踊ってねぇんだから無理だよ」
そう言い放ったという。「中居さんは楽屋でも『SMAPの歌なんて久しく歌ってないよ。アニメの歌が最後じゃない?』と、自身が出演するスマホゲームアプリのCMが、歌手として最後の仕事だと自虐的に話すほどです。今から解散ライブをやろうにも会場の空きがありませんし、この時期で練習すらしていないのは、噂されてきた紅白で有終の美を飾るというのもないのでしょう。今までは“紅白拒否”を公言することもなかったのですが‥‥」(前出・スタッフ)
実は、周囲を困惑させる中居の言動の裏には衝撃的な決定があったようだ。
「来年9月末で草なぎ剛(42)、稲垣吾郎(42)、香取慎吾(39)の3人は事務所から抜けることになったようです。事務所との契約は1年更新で、今年9月こそ更新しましたが、その裏で来年以降についても協議が続けられていたんです。木村拓哉(43)と中居は残るものの、最後までグループ内の修復に動いていた中居の落胆は相当なものです」(芸能事務所関係者)
追い打ちをかけるがごとく女帝・メリー喜多川副社長もさらなる“お触れ”を出しているという。
「『辞めた人間を使う局にはウチのタレントを出しませんからね』と上層部に圧力をかけてきました。“3人をテレビから追放しろ”という意味でしょう」(キー局幹部)
アイドルは、辞めらんない♪ 前述のCMにおける中居の歌声がむなしく響く。