11月17日、テレビ東京が「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)特別編の旅人とマドンナを発表した。同番組は太川陽介と蛭子能収のコンビで知られるが、テレ東本社が移転するのに合わせて、特別編が放送されることとなった。
旅をするのは俳優の田中要次と作家の羽田圭介、マドンナは元AKB48の宮澤佐江という顔ぶれ。熱心なファンが多い同番組だが、3人の中でも特に注目を集めているのは田中だという。
「田中は元国鉄職員で鉄道に詳しく、交通機関に関する造詣は深くセンスはバツグンです。鉄道とバスという違いはあっても、勘所は同じ。神業のような乗り継ぎで奇跡を起こしてくれるのではないかと期待されています」(テレビ誌ライター)
特別編とはいえ「移動は原則としてローカル路線バスのみ」「ルートは自分で決める。インターネットは利用禁止」「3泊4日でゴールすること」というルールは同じ。今回は熱海をスタートして、金沢を目指す。
「この設定にも制作サイドの意図を感じます。田中は国鉄民営化によってJR東海の社員になりました。熱海駅はJR東日本とJR東海が切り替わる駅で、金沢駅はJR西日本の管轄。あえてJR東海の圏内を避けているように感じます。それにもかかわらず、田中の出身地である長野は通るような設定になっている。番組スタッフが奇跡を狙って設定したとしか思えません」(週刊誌記者)
放送は11月26日。元国鉄マンのマジックは炸裂するか!?