今年7月の都知事選に出馬し、落選したジャーナリストの鳥越俊太郎氏。
先日、週刊誌のインタビューに答え「正直、仕事は減りましたね」と立候補によるダメージを告白したが、実情は異なるようだ。放送作家が明かす。
「選挙中に報じられた不貞疑惑や、落選後にひんしゅくを買った『ネットはしょせん裏社会』発言により、好感度が地に落ちたように見える鳥越さんですが、テレビでのニーズが高まっているんですよ。本人が言うように、報道番組のコメンテーターとしては使われにくくなりましたが、今後、新境地を開拓するのではともっぱらの噂ですね」
果たして、鳥越氏の新境地とは──。
「バラエティ番組ですよ。年末年始の特番のオファーでいえば、例年の数倍は入っているはずです。大晦日に放送される『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の『笑ってはいけない』に鳥越さんが出るという噂も聞いています。なんだかんだで以前より仕事が増えるんじゃないでしょうか」(放送作家)
ジャーナリストとしての信頼度はゼロになっても空気を読めない“おもしろオジサン”としてバラエティでの活躍が期待されている鳥越氏だが、本人としては報道の世界に返り咲きたいのが本音だろう。
(白川健一)