いくら最後でもこれほど混雑するとは!?
大晦日の「NHK紅白歌合戦」に2年連続の出場が決定した乃木坂46が11月23日に千葉県・幕張メッセで最新シングル「サヨナラの意味」の発売を記念した全国握手会イベントを開催したが、会場には予想をはるかに上回る数のファンが集結した。
「人気が右肩上がりの乃木坂ですから、シングルリリース毎に行われる全国握手会イベントの来場者数も上昇傾向にあります。しかも、同シングルは乃木坂初の出荷枚数でのミリオンを記録している作品ということもあり、今回の握手会には約2万人のファンが来場しました」(アイドル誌ライター)
また、ここまで多くのファンが殺到した一番の理由は、来年2月を目安にグループ卒業、芸能界引退を発表している橋本奈々未の存在だろう。握手会には対象のシングルさえ購入すれば握手会に参加できる全国握手会と、握手したいメンバーを指定し、抽選で当選すると握手会に参加できる完全予約制の個別握手会がある。しかし個別握手会はあまりに倍率が高く、抽選に漏れてしまったファンには橋本の握手券を確保できなかったという人も大勢いるため、今回の全国握手会が橋本と触れ合える“正真正銘のラスト接触イベント”となったというわけだ。
「当然、この日の握手一番人気は橋本でしたが、橋本の握手レーンは今までの乃木坂の握手会では見たことがないぐらい、目を疑うほどの長蛇の列でした。その行列の長さは約4キロにまで伸びており、12時から握手会がスタートしましたが1番最後のファンが握手し終えたのはなんと23時30分頃。並び始める時間にもよりますが、8時間以上並んで握手したというファンがザラです。なかには10時間以上並んだという猛者もいました。まさかここまでの大行列になるとは、橋本本人も運営側も予想していなかったでしょう」(前出・アイドル誌ライター)
この日は国民の休日である「勤労感謝の日」だったが、休憩を含めても約10時間ファンと会話し、握手に打ち込んだ橋本の勤労には本当に頭が下がる思いだ。
(石田安竹)