ついに、乃木坂46がCDセールスで夢の大台に突入した。
11月9日に発売された乃木坂46の16thシングル「サヨナラの意味」が発売初日で累計出荷枚数101万3000枚を記録し、同グループ初のミリオン認定作品となった。
「前作シングル『裸足でSummer』では出荷枚数が98万6000枚で、あと少しというところまで来ていましたが、まさか1日でミリオン達成というのには驚きました。AKB48がミリオン常連となっていますが、AKB以外のアーティストのミリオン達成としては07年リリースの秋川雅史の『千の風になって』以降、9年ぶりの快挙となります。また、デビューシングル『ぐるぐるカーテン』からの現在までに発売された全シングルの累計出荷枚数も1000万枚を突破とまさに記録尽くしです」(アイドル誌記者)
今回のシングルでセンターを務め、来年2月でのグループ卒業と芸能界引退を発表している橋本奈々未もこの朗報を受け、「『やり残したことはありません』と答えてきましたが、一緒に5年間活動してきたメンバーと共に、ミリオンを達成出来たことは本当に嬉しく、改めてやり残した事はないと実感がわきました」と、喜びのコメントを発表している。
ファンたちも当然、乃木坂がミリオンアーティストの仲間入りを果たしたことに歓喜の真っ只中と思いきや、実はまだ満足に至っていないとか。
「今作は発売初日での推定売り上げが68万3000枚。このニュースを知るまで、多くの人は“出荷枚数が100万を超えた段階”でミリオン認定されることをあまり知らなかったようですね。つまり、セールスではまだミリオンを達成していないわけです。それもあって達成感は半減。逆に売り上げでのミリオン達成も見えてきたことで、応援活動の士気がますます上がってきている状況です。ファンからも『まだまだ買い増すしかない』『ななみんのラストシングルはぜひともミリオンセールスをプレゼントしたい』とその意気込みが伝わる書き込みが見られます」(前出・アイドル誌記者)
キャプテンの桜井玲香も今回のミリオン達成については喜びつつも「グループにとっては、あくまでも通過点なので、これからもさらに上を目指して頑張りたい」とコメント。メンバーもファンも一枚岩となって、さらなる高み、リアルミリオン達成を見据えているようだ。
(石田安竹)