法律違反の薬物疑惑を週刊誌にスクープされ元俳優の成宮寛貴氏が12月9日に電撃引退を表明。その後の消息は一切不明ながら、11日付のスポニチが東南アジア入りした可能性を報じるなど、日本を出国したという観測も強いようだ。その場合、成宮氏が向かったのはどの国になるのか。東南アジア事情に詳しい旅行ライターが推測する。
「シンガポールは日本人も多いし便利な国ですが、街がコンパクト過ぎてひっそりと過ごすのは難しいはず。マレーシアは成宮氏に噂されるセクシャリティ嗜好が災いして居心地が悪いでしょうし、ベトナムやカンボジアなどは環境面から繊細な成宮氏の長期滞在に向いているとは言えません。そうなると日本と同様の暮らしを維持でき、宗教や個人の嗜好に寛容なタイが最有力候補となります」
タイと言えば、はるな愛が国際ニューハーフ美人コンテストで優勝するなど、様々な嗜好を受け入れる国として有名だ。しかもタイにはほかにも成宮氏に取って都合のいい条件があるという。旅行ライターが続ける。
「仮に成宮氏の薬物疑惑が本当だった場合でも、タイと日本は犯罪人引渡し条約を結んでいないので、日本に強制送還される可能性が小さいのです。タイでも薬物は重大犯罪ですが、タイ国内で所持・使用していなければ問題ありません。もちろんタイ国内で犯罪を犯せば国外退去からの強制送還もありえますが、ひっそりと身を潜めるにはいい環境でしょうね」
タイは4月ごろまでがベストシーズン。タイ旅行中に成宮氏とすれ違う可能性があるかも!?
(金田麻有)