主演を務める「ドクターX」(テレビ朝日系)の第4シリーズが放送を終えた米倉涼子(41)。視聴率も好調で、すでに第5シリーズ制作が内定している。私生活では離婚が成立した今、溺れていたのは失敗ナシの酒だった!
12年の放送から4年たった第4弾になっても、平均視聴率が20%台を記録した「ドクターX」。その一方で、プライベートでの「失敗」が表面化している。
しかし最近、米倉は心を寄せる最強の“パートナー”をようやく見つけたようだ。その人物こそ「ドクターX」に今シリーズから加わった、大御所・泉ピン子(69)である。
「もともとピン子さんは『ドクターX』の大ファンで、ついに念願がかなって今回から出演が決まったんです」(芸能プロ関係者)
ピン子は、16年に行われた同ドラマの制作発表記者会見で、
「見るもので、出るものじゃないと後悔しております」
と、満面の笑みでその喜びを「ピン子節」で伝えた。好調な視聴率にもご機嫌で、共演者がNGを連発しても、
「10%台だったら、私怒ってたわよ。24%だから許すんだから」
と、出番のない舞台裏でも終始エビス顔だったという。
「ピン子さんの役は、ドラマの舞台である病院の副院長で、米倉さんのいわば“敵”。しかし2人のウマが合ったようで、夜な夜な飲み歩く仲になりました」(前出・芸能プロ関係者)
2人はノリノリで、お互い行きつけの都内のバーを行き来して、深夜の“ご乱行”に精を出している。
「店のスタッフとも気心知れた関係です。酔っ払ってくると、どちらからともなく『ちょっと! 男を呼びなさ~い!』『呼べ! 呼べ!』『呼びなさいよ!』と大騒ぎ。すぐに店のスタッフに知り合いなどを呼ばせ、男を集めて応対するそうです。もちろん集合するのはえりすぐりで、2人はイケメンをはべらせて、まるでホストクラブ状態です(笑)」(前出・芸能プロ関係者)
酒豪で知られる米倉だが、いささか酒乱気味となる背景には、未解決の問題があった。14年末に一般人男性と結婚したが、程なく夫からのDV疑惑が報じられ、新婚早々から別居状態となった一件だ。
「米倉さんは離婚を希望したのですが、夫側はかたくなに拒否。ドロ沼の『離婚調停』となっていました」(ワイドショースタッフ)
そもそも結婚を機に「ドクターX」を卒業し、妊活に励む明るい未来を予定していた米倉の落ち込みっぷりはひどかった。ついに、
「仕事をしていないと気が紛れない」
と周囲に漏らすようになり、私生活のウサを仕事で解消しようと一念発起。視聴者に待たれた第4シリーズ出演は、皮肉な内情の結果だったのである。ピン子との「男呼べ! 夜会」も手伝って、米倉は越年前に決着した離婚問題と、「主役」の重責に押しつぶされることなく、「ドクターX」は16年12月22日に「失敗ナシ」で最終回を迎えた。
一方のテレ朝には、ある事件が起こっていた。
「高樹沙耶(53)の大麻逮捕と、成宮寛貴(34)のコカイン疑惑報道による引退で、両者の出演した『相棒』の再放送と、DVD化が不可能になりました」(テレ朝関係者)
もはや「ドクターX」に頼るほかない背水の陣。しかし、局側の依頼に米倉サイドは当初、続編制作にいい返事をしなかったという。
「同じ役を続けると米倉さんのイメージが固定してしまうので、『1年は空けてほしい』とのことでした。17年中に、同じ事務所所属の女優さんの主演ドラマを制作することで、何とか来秋の第5シリーズ放送の内定にこぎつけたそうです」(前出・テレ朝関係者)
仕事は絶好調な米倉は私生活でも「離婚成立」し、今後の動向から目が離せない。