やはり、あの時代は本人にとっても黒歴史だったのか。
2月2日、14年以来3年ぶりの開催となる「全日本国民的美少女コンテスト」の概要説明記者会見が行われた。同会見には過去のコンテスト応募者・受賞者である武井咲、剛力彩芽、河北麻友子、吉本実憂、高橋ひかるの5人がゲスト出演し、コンテストにまつわる話題で会見を盛り上げた。
そんな中、06年のコンテストでモデル部門賞・マルチメディア賞を獲得し芸能界入りした武井は履歴書を送る際、ちょっとした嘘をついてしまったことをカミングアウト。なんでも、ハウジングセンターのような場所に家族で遊びにいった時、その綺麗な家の玄関を借りて、いかにも自分の家のように撮影して“お嬢さま感”を演出したとのだとか。
12歳ながらこのアイデアを思いついたという武井は「書類を見てマル、ペケをつけられると思ったから、いかにイイとこの子みたいに(映るか)。なるべくキレイに写るようにしていましたね」「その家で撮ればお金持ちに見えるんじゃないかと。ウソをついちゃいました」と、笑顔で振り返っていた。
しかし、この告白はネット民には大不評。「12歳でこんな嘘つくとは恐ろしい」「単純にヤンキーなのを見抜かれたくなかったんだろうな」「経歴詐称に近い」など、バッシングが始まっている。
「武井は中学時代に地元の不良集団と交流があったという噂がまことしやかにネット上で広がるなど、元ヤンキーというのが定説。真偽はどうあれ、当時の写真を見ても基本的にジャージスタイルで似たような服装の女子たちとたむろしている写真ばかりですから、“お嬢さま感”は皆無でしたね。そうしたリアルな写真を送っていたら国民的美少女に選ばれる要素はゼロだったでしょうから、その“捏造”は結果的にファインプレーでしたね」(エンタメ誌ライター)
今後、コンテストに出場するヤンキー女性たちは、こぞってこのテクを取り入れ始めるかもしれない。
(田中康)