恋人への熱い“公開ラブレター”が話題を呼んだ潮田玲子(28)だが、いざ肝心の試合になるや早々に敗退。その直後、少々穏やかではない本音をブチまけていたのである。
8月1日、潮田は池田信太郎(31)とのペアで臨んだ混合ダブルス1次リーグB組最終戦で、デンマーク組に敗れてメダルの夢が露と消えた。
「直後に行われた囲み取材では、男の池田が人目もはばからず号泣していたにもかかわらず、潮田は耐えるように涙を流しませんでした」(五輪中継関係者)
それでも、取材を終えて家族ら応援団のもとに向かうと、母親の顔を見た瞬間に緊張感から解放され、さまざまな思いが脳裏を駆け巡ったのか、目を真っ赤に泣き腫らしたのだ。
その光景を目撃していたスポーツライターが言う。
「潮田は応援団からねぎらいの言葉を投げかけられると、『ロンドン五輪に出られたのは皆さんのおかげです』と頭を下げました。そこまではスポーツマンらしい爽やかなシーンだと思っていたのですが‥‥」
なんと潮田は、取り乱したようにこんな恨み節まで口にしたというのである。
「いろいろマスコミやらバドミントン協会やらには言いたいこともあるんですが、でも言いません」
敗戦直後に吐き出されただけに、憶測を呼ぶ言葉である。
「まるで、敗戦の原因をマスコミや協会のせいにしているように見えました。明らかに実力不足による惨敗だったのに」(前出・スポーツライター)
潮田といえば、バドミントンというかつては地味にも見えた競技を「オグシオ」ブームで牽引し、普及のために協会の意向もあってマスコミ露出を続けてきた。まさか、そうした活動への不満をいまさら吐露したというのだろうか。
あるいは、本番前に自身がブログにつづった内容がマスコミに取り上げられ、思わぬ波紋を呼んだことへのイラダチだったのか。
話題のブログとは、1次リーグ開始前夜の7月28日に、〈大切な君へ〉とのタイトルで、書き込まれたものだ。
〈夢の舞台を明日に控えて想う事は君への感謝の気持ち‥‥〉
なんと、誰もが閲覧可能なブログに、交際中の柏レイソル・増嶋竜也(27)がこの1年間支えてくれたことを感謝する、「愛の言葉」を並べ立てたのである。
〈良い時も悪い時もどんな時も心はいつも側に居たよね〉
〈こんなことここで書いて大丈夫なの?? 君はきっとまたいつもの心配をするだろうけれど照れたように微笑む顔が眼に浮かぶよ。(笑)〉
文章の最後で〈突然の私的メッセージをお許しください。すごくすごく迷いましたが皆さんにも温かく見守ってほしい‥‥〉と掲載理由を書いてはいるが、ネット上で〈メールで送れ〉と非難されるなど、潮田の思いとは裏腹な結果となったのである。
「あのブログに関しては、バドミントン協会からもヒンシュクを買っていた。だって、男女ペアを組んでの試合前ですよ。協会関係者は、『あれで池田のモチベーションが下がった。潮田本人はタレントになるのが決まっているからいいでしょうが、終わってからやってくれ』と吐き捨てていましたね」(五輪担当記者)
言いたいことがあったのは、協会のほうだったようである。