田中理恵(25)を撮影するために、多くのカメラマンがロンドンへと渡った。狙いは下品にも彼女の股間。しかし露骨な刺客たちに対し、大会随一の美女アスリートは対策を講じていたようなのである。
これまでも田中の股間は狙われ続けてきた。スポーツ紙デスクが解説する。
「各スポーツ紙に、競技中の田中の股間部分が目立つ写真が掲載されると、かつては所属の日体大から『こういうのは使わないでください』と抗議の電話が入りました。とはいえ結局、例えば段違い平行棒で開脚して飛ぶ写真を掲載した場合、あくまで競技中の写真ですから規制はかけづらい。最近は抗議もなく、諦めている様子です」
今五輪でも、被写体としては“金メダル級”の期待を集めたのである。
が、現地で田中の股間にフォーカスを合わせていたカメラマンの一人はこう話す。
「理恵ちゃんの演技が始まると、何度も何度もシャッターを押した。レオタードがずれてハプニングが起きやしないかと、仕事とはいえ不謹慎なことすら考えていました。ところが、撮った写真を確認すると、あれだけ激しく動き回っているのに、期待したほど露出度の高いものはありませんでした。よく見ると、恥骨付近に向かうように肌色のテーピングが見えた。最初からテーピングでガードしていたんですよ」
とはいえ、田中が脊椎分離症で腰に痛みを抱えていることは周知の事実。テーピングは腰を保護するためのものではなかったのか。
「いや、あれだけ股間を狙ったのにクイ込み写真が撮れなかったことを考えると、万全な対策をされていたからとしか言いようがない。実は日本の大会で見せるよりも、理恵ちゃんが伸び伸び演技していたんです。股間の不安が取り除かれていたからでしょう」(前出・カメラマン)
今回、床運動や跳馬でミスが出て個人総合16位という成績に終わったのも「エロ激写」封じに精を出しすぎた反動ではなかろうが、田中にとってはそれほど切実な問題だったのだろう。
「エロ目線で見られることには、田中よりもむしろ父親が過敏ですね。そうした記事や写真が掲載される週刊誌について彼女に『読むな』と話し、ネット上の掲示板『2ちゃんねる』の閲覧も禁止しているほど」(協会関係者)
そんなこんながありつつ、ロンドンから無事(?)に帰国した田中は、今五輪で引退する考えを撤回し、現役続行の可能性を示唆したが、たとえ引退しても引く手あまたである。
「将来的に指導者を目指すのが既定路線の田中は現在、日体大の研究員ですが、ポジションに空きができしだい講師や助手になる予定で、いずれは准教授、教授への道が開けます。その肩書があれば、黙っていても解説の仕事が入りますよ。早ければ40歳前後で教授になることも可能です。大学に残ってもテレビに出ることに縛りはないので、キャスターとして獲得したい芸能プロの争奪戦が始まっている。中でも新垣結衣の所属事務所が熱心にアプローチしていますよ」(前出・デスク)
何ともコーカン度の高い美女なのである。