スポーツ

レスリング浜口京子 初戦惨敗でもプロレス団体が争奪戦の(金)皮算用 「1試合100万でも客寄せパンダにできる」

 3大会連続のメダリストを目指したレスリング・浜口京子(34)が、まさかの初戦敗退で涙にくれた。女子代表4人のうち、浜口以外の3人は全て金メダルを獲得。ひとり蚊帳の外だったのだ。ところが、運命とは皮肉なもの。一転、悔し涙もアッという間に乾きそうな「スカウト合戦」が展開される人気ぶりなのだ。が、その裏にはスカウト側の周到な「カネ勘定」があるようで‥‥。

 女子フリースタイル72キロ級初戦。アテネ、北京で連続銅メダルの浜口が「今度こそ金メダルを!」と意気込んで乗り込んだロンドンだったが、延長戦の末に逆転負けを喫し、あっけなく五輪は終わってしまった。

 試合後、報道陣の前に登場した浜口の隣にはやはり父・アニマル浜口の姿が。娘の意思も聞かないまま、

「リオ! リオ!」

 と絶叫し、4年後のリオデジャネイロ五輪出場を目指すことを一方的に「宣言」するパフォーマンスを見せたのだった。

「というのも、アニマルはここ何年も、娘・京子にブラ下がって仕事をし、マスコミに露出してきたからです。娘が現役を退けば、みずからもマスコミから消えるおそれがある。だからリオに向けて必死なんですよ」(スポーツ紙デスク)

 そんなオヤジの焦りをよそに当の浜口は、

「世界の72キロ級の壁をまざまざと見せつけられたロンドン五輪だった。自分では勝てると思ったけど、全力は出し切った」

 と、引退をにおわせつつも、一方ではこう言って未練ものぞかせた。

「自分と相談するが、まだまだレスリングシューズを脱ぎたくない」

 ところがそのレスリングシューズは、別のマットで履くことになるかもしれないのだ。

「実は今、複数の女子プロレス団体が争奪戦を繰り広げているんですよ」

 こう明かすのは、さるプロレス団体スタッフである。

「もともと、浜口は女子プロの大ファンであり、女子プロ入りしたかったんです。ところがアニマルが『プロレスはカネにならない』などと大反対し、アマレスの世界へと行くことになった経緯があります」

 憧れの世界からのラブコールは、

「少なくとも7、8団体が本気で獲りに行こうとしている。特に本気度、実現性ともに高いと見られているのが、巨乳グラドルから転向した愛川ゆず季が所属する『スターダム』ですね。ここは元全日本女子プロレスのチャンピオンで、女子プロ最強と言われる高橋奈苗がエースとして君臨しています。彼女はアニマル浜口道場出身者で、浜口とは幼なじみ同然。パイプは太いです」(格闘技担当記者)

 問題は「カネにならない」女子プロ界の内情だが、前出・プロレス団体スタッフは、こう説明する。

「苦しい台所事情は以前と変わりません。が、五輪メダリストであり、タレント性もある有名人の浜口なら注目度は抜群。彼女ひとりで500人ぐらいの客は呼べるでしょう。地方巡業など全ての興行に同行するのではなく、ビッグマッチのみのスポット参戦という形にすれば、客寄せパンダとしては最高の人材。1試合100万円払ってもペイできます。7000円程度でマットに上がっている末端の選手がいることを考えれば、破格のスター待遇ですよ」

 結局は本人の決断しだいだが、「オヤジの言うようにリオを目指しても、4年後にはもう代表にすらなれないと思います。レスリング選手としては、年齢的にも実力的にも頭打ちでしょう」(五輪担当記者)

 プロ転向で、負け組から勝ち組へと一気に大逆転となるか。

カテゴリー: スポーツ   タグ:   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
2
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」
3
日本人に大打撃!タイ政府「外国人締め出し」で長期滞在とビザ取得が困難に…そして口座凍結まで
4
ヤクルト・村上宗隆「上半身のコンディション不良」って何?「ポスティング移籍金」に影響するからと…
5
【NHK朝ドラ】今田美桜と河合優実の「見事なあんぱん」が弾む出色CMがコレだ!