痛みや怒りをグッとこらえて‥‥その大人な対応に称賛の声が多く上がっている。
バナナマンが2月18日、タワーレコード渋谷店でDVD「bananaman live 腹黒の生意気」の発売を記念したトーク&握手会を行ったが、予期せぬファンとのトラブルがイベント中に発生した。
それは、日村勇紀が握手会の参加者からいきなりビンタされてしまったという驚きの事態。そのビンタもなかなか強烈なもので、握手会の会場にはパン! という音が鳴り響き、ビンタを受けた直後の日村はかなり痛そうな顔をしていたとのこと。
逆にビンタをしたファンは「ありがとうございます」と、一方的に日村にお礼。しかし、どう見ても暴力行為であることは変わらない。当然、会場の空気も一気に凍りついてしまう事件だったのだが、これに対してのバナナマン2人の対応がさすがと評判だ。
「日村がビンタをされているのを見て、相方の設楽統は腕でバツのポーズを作り『それはダメだよ』と、ビンタをしたファンにやさしい口調ながらもやや大きめの声で注意。そして、不意のビンタに驚かされた日村もすぐにニコニコした表情に切り替えていた。へたすればイベントが中止になっても不思議ではないのに、2人はそれを望まなかったのでしょう。現場の声では、設楽はやさしい口調ながらあきらかに顔は怒っていたという報告もあります。それは当然でしょう。非常識なファンにもっと喝を入れたかったでしょうし、日村も相当痛かったはずですから、この対応にはスタッフも感謝しているのではないでしょうか」(エンタメ誌ライター)
このトラブルに関しては、当然、ビンタしたファンへの批判も多いのだが、それ以上に「笑顔を貫く日村はカッコいい」「2人とも芸人魂がスゴすぎる」「ファンの握手の手がぬるぬるとか言ってた清水富美加に聞かせてやりたい」など、その神対応が絶賛されている。
しかし、今後はこうした勘違いファンには周囲も気をつけてほしいものだ。
(田村元希)