ワールド・ベースボール・クラシック開幕を3月7日に控えているものの、まったく盛り上がりを見せない侍ジャパン。そんな爆死ムードを吹き飛ばそうという狙いか公式の応援曲を発表した。
侍ジャパンオフィシャルサイトで披露されたのは「スーパースター」「チャンス侍」など全4曲。サッカー日本代表の試合で歌われる応援曲のようなノリのいいもので、侍ジャパンの試合で歌われることを想定しているようだ。これでさぞゲームが盛り上がるはずだが、実際のファンの反応は厳しいものになっている。「サッカーの応援歌をマネして作った劣化版」「恥ずかしくて絶対に歌わない」と批判的な意見ばかりが目立っている。
「プロ野球の応援曲は、各チームの応援団が長い歴史の中で練り上げてきた独自のものでどれも名曲ぞろい。その伝統を捨て、サッカーの猿マネをしたことに怒りの声が上がりました。侍ジャパンのメンバーにはそれぞれ所属チームで歌われている応援曲がありますから、それを使えばいいのにという極めてもっともな意見が多数を占めています」(スポーツ紙記者)
2016年1月にはNPBエンタープライズが、野球日本代表と人気漫画「キン肉マン」のタイアップを発表。野球と何の関係もないキャラクターとの意味不明なコラボに批判があがったばかり。的外れのPR戦略が続いている。
「そんな侍ジャパンに対して、野球ファンすらあきれていますよ。これでWBCが盛り上がるはずがありません」(前出・スポーツ紙記者)
今回が最後との話も出ているWBC。大会が盛り上がるのかどうか、そしてダサすぎる応援曲が歌われるのかどうか、目が離せなくなりそうだ。