清水富美加の告白本を緊急出版した幸福の科学出版が、今度は“のん”に改名した能年玲奈を引っ張り出してきた。2月21日に「守護霊メッセージ 能年玲奈の告白」の先行発売を開始したもの。能年の守護霊に話を聞いた形だが、同書の表紙では「いま話題の芸能プロダクション。その実態が、またひとつ明らかに」と煽っている。
「団体側が二の矢、三の矢を繰り出すことは予想されていましたが、こんな“斜め上”から攻撃してくるとは思いませんでした。これで清水、能年、そして事務所社長についての本が出揃ったので、次に何を繰り出してくるのか外野はワクワクしていることでしょう」(出版関係者)
団体側がのんに許諾を得ているとは思えないが、同出版社ではこれまでにも様々な有名人の守護霊インタビューを書籍化している。しかも本書に関しては、のんからクレームが付く可能性は小さいというのだ。出版関係者が続ける。
「書名に使っている名前はあくまで“能年玲奈”であり、“のん”ではありません。能年の騒動でも明らかにされていますが、いま“能年玲奈”の名前を使えるのは旧・所属事務所側であり、のんからは権利を主張できないのです。ともあれ、のん側は静観を決め込むでしょうね」
次に登場するのは、能年の守護霊と清水による対談あたりだろうか。ともあれ、今回の清水引退騒動は思いのほかに長期化するのかもしれない。
(金田麻有)