一連の「暴露合戦」によって直近のギャラまでバラされた清水だが、ここにきて、またぞろ新たな噂が噴出したのだ。その火種はなんと人気コミックだった。
「漫画家の西原理恵子さんが、恋人である高須克弥氏(高須クリニック院長)との生活をつづった『ダーリンは70歳』(小学館)に、枕営業を想起させるシーンがあるのですが、そこに清水さんらしき女性が登場しているのです」(芸能記者)
作品では、業界人らしき男性が登場し、グラドルやモデルを「手土産」として高須氏に紹介していく。そして「女嫌い」を口実に断り続ける高須氏の前に差し出されたのが、西原氏が〈まさに生き写し〉とたたえた19歳の女性だった。
「若い頃の西原さんと清水さんがかなり似ていて、しかも漫画が描かれた時期と清水さんの年齢がピタリと符合。また、漫画に出てくる業界人の容姿が、どことなくレプロの本間社長とダブることから、『まさか‥‥』という声が上がったのです」(前出・芸能記者)
これが実話なら、清水は「枕営業」のネタにされていたことになる。高須クリニックを直撃すると、
「まったくのデマです。そもそも、この騒動が報じられるまで、お相手(清水)のことも存じておりませんでしたし、お会いしたこともありません」(広報)
清水の潔白が証明されたところで、やっぱり気になるのが今後の女優活動だ。
「休養後は、大川総裁の長男が代表を務める芸能プロダクションに入り、“女優・千眼美子”として再出発すると見られています。近年は実写版映画の製作にも意欲的で、活躍の舞台はいくらでも用意できるはずです」(芸能デスク)
だが、芸能活動はあくまで教団関連の作品に限定されることになりそうだ。
「今回の騒動で、仕事を途中で投げ出すようにして辞めたのはまずかったと思います。また、信条にそぐわない役柄の仕事を断るというスタンスを続けるのであれば、演じられる役の幅も狭まり、“扱いづらい”というイメージを払拭するのは難しい。テレビ局も映画会社も声をかけにくいでしょう」(佐々木氏)
レプロといえば、新垣結衣(28)やマギー(24)らを擁する業界屈指の美女タレント集団。このような不幸が続けば、日本の芸能界にとって大きな痛手だ。
2月16日に「芸能人の労働環境の是正を求める請願」を東京労働局宛てに提出した「芸能人の労働環境を糺す会」の会長で、弁護士の松井妙子氏が言う。
「『奴隷契約』と言われるような、タレントさんにとって劣悪な労働条件がまかり通っている現状について、労働局や関係各省は、立ち入り調査も含めて厳格に対処していただきたいですね。特に所属先のプロダクションが大手の場合は、独立問題などで揉めると『芸能界全体から締め出される』という風潮があります。(レプロと事務所独立を巡り対立している)能年玲奈さん(23)にしても清水富美加さんにしても、事務所とのトラブルで名前が使えなくなるというのは、あってはならないこと。全てのタレントさんが、働きやすい環境で夢をかなえられる業界になってほしいですね」
清水はなぜ強硬に事務所を去ったのか──。真相を聞くため、都内にある本間社長の自宅を幾度も訪ねた。だが、インターホンを押しても応答はなかった。