大人気ドラマシリーズ「相棒」(テレビ朝日系)の劇場版「相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人! 特命係最後の決断」が好調だ。2月11日に公開された同映画は、オープニング2日間の興行収入が4億174万3800円と、過去の劇場版3作を抜いてシリーズ最高を記録した。
映画の好調を反映したのか、テレビの視聴率も14%台から15%台にアップした。
しかし、ここにきて、水谷豊演じる杉下右京の現“相棒”、反町隆史の降板説はなかなか消えない。そして、5代目相棒としてしばしば浮上するのが、元SMAPの稲垣吾郎の名前だ。
だが、芸能ジャーナリストは「稲垣のキャスティングは難しい」と言う。その理由は「2001年8月24日に稲垣が起こした、道路交通法違反(駐車禁止)での警視庁渋谷警察署による現行犯逮捕」だそうだ。
「駐車禁止だけならまだしも、このとき稲垣は免許証提示を求められ車を発進させ、制止しようとした女性警官1人の膝に接触した疑いとして、公務執行妨害もついてしまいました。車がらみの事象であり、スポンサーに自動車メーカーが入っていること、『相棒』が刑事ものであることなどから、稲垣のキャスティングに難色を示す声が一部からあったようです」
そこにきてさらに、昨年12月26日に放送された「SMAP×SMAP」の最終回も影響したという。
「稲垣の件は16年も前だし、ファンの中には知らない世代もいたはず。ですが、『SMAP×SMAP』の最終回で、稲垣復帰シーンが放送されたことで再認識されてしまいました」
メンバーの結束を表すための美談演出が、ここにきて裏目に出るとは‥‥。湧いては消える稲垣の“新相棒”説‥‥「みそぎは済んだ」という声もあるなか、今度こそ実現となるか?