中国やネットに続いて今度はついに宇宙に進出!? 大手芸能事務所のオスカープロモーションは3月22日、宇宙戦略プロジェクトを推進するための「宇宙事業開発本部」を発足させたと発表した。同社では宇宙産業とのコラボを進める予定で、芸能界で初となる取り組みも発表していくという。
現時点では具体的なプランは明かされていないものの、ファンの間では藤田ニコルの宇宙旅行挑戦など夢は膨らむばかり。その一方で「またもや尻すぼみになるのか‥‥」と心配の声もあがっているようだ。芸能ライターがささやく。
「オスカーは昔から進取的な姿勢にあふれています。95年にはいち早く公式サイトを開設していますし、10年には自前のSNSサイト『be amie』をオープン。中国などアジアへの進出も早く、06年の全日本国民的美少女コンテストでは日中ハーフの林丹丹がグランプリを獲得していました。一方で結果の出ない事業からはすぐに撤退する変わり身の早さも特徴で、なくなってしまった事業もたくさんありますよ。だから今回の宇宙事業もまずは様子見ですね」
たとえば07年には女性誌の「スタ☆コレ」を創刊したものの、わずか2号で休刊。同誌と連動した通販サイトもすぐに閉鎖された。ファン同士で交流できるSNSを目指した「be amie」も会員が集まらず、今では所属タレントの公式ブログ集となっているのが現実。前述の林丹丹は14年に芸能界を引退している。このように次々と新事業を閉鎖してきたオスカーだが、決して批判の声ばかりではないようだ。
「企業にとってスクラップ&ビルドは当たり前のプロセス。むしろ守旧的な芸能界において、宇宙進出なんて夢をブチ上げられるのはオスカーだけかもしれません。藤田や岡田結実が本当に宇宙に行ったら面白いですよね」(前出・芸能ライター)
その奔放な発言から、まるで宇宙人と言われることもある藤田。彼女が宇宙旅行に旅立つ日を気長に待ってみるのもいいかもしれない。
(金田麻有)