結成6年目の若手お笑いコンビ「ミキ」が注目度を急上昇させている。昴生と亜生の三木兄弟で12年に結成されたミキは、3月23日放送の「内村てらす」(日本テレビ系)に出演。ここで明かされた兄・昴生のエピソードについてお笑い系のライターが説明する。
「ミキはブサイクな兄とイケメン系の弟というコンビが絶妙ですね。高校でイジられキャラだった昴生はある日の昼休み、校庭に掘ってある側溝にカラダがすっぽりハマることに気づき、そのまま眠ってしまったとか。それが校舎から丸見えだったため、午後の授業が始まると『側溝で誰か寝とる!』と学校中が大騒ぎになったそうです。2歳下の亜生もそれを目撃しており、帰宅後には昴生の服が泥だらけなことを怪しむ母親に『お母さん、もう聞かんといて!』と心の中で叫んだとか」
そんなミキは弟の亜生が「アメトーーク!」(テレビ朝日系)など東京の番組に出演する機会が急増中。東京の吉本系劇場への出演も増えており、全国区での知名度を高めている。しかもこの3月には吉本興業からの大抜てきも受けたというのだ。アイドル誌のライターが指摘する。
「AKB48・チーム8の関西メンバーを集めた『AKB48チーム8のKANSAI白書 こっそりナンバーワン宣言やで!』(KawaiianTV)が3月6日にスタートし、そのMCにミキが就任したのです。KawaiianTVは吉本が運営するアイドル専門チャンネルで、数多くの吉本芸人が各番組のMCを務めていますが、その顔触れはロンブー田村淳や天津、ダイアンや和牛など実績のある芸人ばかり。そこにミキの名前が並んだわけで、吉本が彼らに掛ける期待度の高さが表れています」
昨年12月のM-1グランプリでは惜しくも敗者復活戦の2位に終わり、決勝戦進出を逃したミキ。だが優勝コンビの銀シャリが「ミキも怖かったですから」と語るなどその実力は広く認められている。今のうちからミキの兄弟芸に注目しておくのも面白そうだ。
(金田麻有)