イケメン俳優の野村周平が4月1日、自身のツイッターで「芸能界引退します。」とつぶやいた。フォロワー数123万7766人を誇る人気SNSだけに反響は大きく、瞬く間に引退宣言は拡散された。4月3日現在、2万8992件のリツイート、16万2622件の「いいね」が寄せられている。
「結論から言うと、引退宣言はウソ。4月1日のエイプリルフール恒例のものでした。だが、なぜか『やめないで』とつぶやくファンより、ウソを確信してここぞとばかりに叩くコメントや、『どうぞ』と引退を後押しする声のほうが多かった。成宮寛貴、清水富美加、堀北真希らが相次いで電撃引退したこともあり、芸能マスコミも一斉に裏取りに走ったのですが、口から出まかせの結果と判明し、ドッと疲れが増しましたよ」(ワイドショーデスク)
日頃から野村の唯我独尊な態度にムカついている人が思いのほか多かったようだ。スポーツ紙記者も言う。
「野村は日頃から、炎上を煽るような発言や写真を投稿することで知られていました。『世の中の男の子ごめん』とたびたびアピール。共演女優との写真を入れ代わり立ち代わりアップしては、アイドルファンの神経を逆なでしたり。バラエティ番組に出演した折にその理由を聞かれて、自作のプロモーションだとうそぶいていましたが、要は単に目立ちたい、注目を集めたいだけの行為だったんです」
そんな中、引退宣言は「本気かも!?」という声があった。3月25日に公開された主演映画「サクラダリセット(前篇)」が大コケしたからだ。スポーツ紙記者が続ける。
「とても5月13日の後篇公開は無理だから、という理由です。ショックを受けたあまり、衝動的に野村が引退宣言したのか、と。でなければ、引退宣言で世間の注目を集めて映画に誘導する新手の映画宣伝かと勘繰られたのです。結局、そこまでの考えはなかったようですが」
周囲がチヤホヤして持ち上げるあまり、お山の大将気分が抜けないまま過ごしてきた野村。有吉弘行が自身のラジオ番組でこの騒動を取り上げ、「自意識が気持ち悪い」とバッサリ斬って捨てていた。あちこちで大ヒンシュクを買ったせいで、顔を洗って出直す必要がありそうだ。
(塩勢知央)