芸能

柴咲コウ NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」“歴代最悪視聴率”に不満をブチまけた

 初回から今世紀ワースト2位の低視聴率でスタートしたNHK大河「おんな城主 直虎」。主演・柴咲コウ(35)の孤軍奮闘もむなしく、数字は下降の一途をたどるばかり‥‥。

「我が、井伊直虎である!」

 3月26日放送の第12話で、ついに井伊家の領主としてアッパレ名乗りを上げた柴咲。戦国時代におんな城主として活躍する姿を高らかにアピールしたばかりだが、行く手には暗雲が垂れこめている。視聴率が初回16.9%から徐々に目減りし、子役から柴咲に役代わりとなった2月5日放送の第5話で一時持ち直したものの、再び下降の一途となっているからだ。

 テレビ誌デスクが惨状を明かす。

「第11回放送の視聴率も結果として、前週の13.7%よりさらに0.8%マイナスの12.9%に落ちてしまった。このまま下げ止まらなければ、歴代最下位の平均視聴率12.0%を記録した、『花燃ゆ』の二の舞となる可能性も出てきた」

 もはや危険水域と言われる1桁台も、冗談には聞こえないジリ貧状態なのだ。

「そもそも、ムリに女性を主役とするために、『徳川四天王』の一人となる井伊直政を陰ながら支えただけの直虎を主役に据えたことが、問題ありでした。他にも三浦春馬(26)と高橋一生(36)の幼なじみとの三角関係が描かれる恋愛劇、若い視聴者を意識したキャスティングなどが、従来の重厚な大河を望むファンからそっぽを向かれてしまった」(前出・テレビ誌デスク)

 コラムニストのペリー荻野氏はこう分析する。

「今回の大河をイマイチだと批判する人は、『ダイナミックな合戦シーンが少ない』『戦国らしくない大河が不満』なのでしょう。確かに序盤を盛り上げた祖父・直平役の前田吟(73)ぐらいは、せめて無念の死をしっかり見せてほしかった。もったいない!」

 家督を継ぐべき男たちが次々に命を落とし、女性の直虎が家督を継ぐことになるのだが、最期の姿は画面上では描かれなかった。そのため、ネット上では、

「エー、直平も『ナレ死』なの!?」

 などと悲鳴が数多く上げられていたのだ。「ナレ死」とは「ナレーションによる最期」で、死亡シーンの中では屈辱的な扱いとされている。こうした悪評はすでに“城主・柴咲”の耳にも届いているという。

「当初、大河主演の大役の吉報が舞い込み大喜びしていた柴咲ですが、実際に撮影がスタートすると、戦国時代にもかかわらず合戦シーンなど派手なシーンがないことを残念がっていました。最近では低い数字の凶報ばかりを耳にして、『台本が地味ですよね』と不満をブチまけています」(NHKドラマ関係者)

 男勝りにもダメ出ししたのはいいが、もはや一国の城主として白旗を揚げてしまったか──それでも、前出・ペリー氏は見捨てない。

「毎年この時期はテレビの改編期で民放の特番などが重なるため、どうしても視聴率が伸び悩む。大河にとってはつらいシーズンなんです。時代劇の最大の楽しみは、宮本武蔵なら巌流島、忠臣蔵なら討ち入り、などあらかじめわかっている一大イベントに向けて盛り上がっていくこと。今回の『直虎』は、いつが見せ場かまだ見えてこない。今後、市川海老蔵(39)演じる信長も出てくるだけに、イベントはこれからだと思います」

 信長、家康、大物武将に揉まれてこそ女城主に活路あり!?

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論