今村復興大臣が東日本大震災に関して「東北のほうだからよかった」と発言し辞任した。被災者を傷つけるような心ない発言に対して日本中から怒りの声が上がっている。さらに今村復興大臣がアニメキャラクターのネクタイをしていたことに対して、「緊張感がなさすぎる」と批判されている。
今村復興大臣がしていたのはアニメ「エヴァンゲリオン」のキャラクターが描かれたネクタイ。登場キャラクターの綾波レイや惣流・アスカ・ラングレーがあしらわれている。
「年配の男性がエヴァのネクタイをしているわけですから、違和感はかなりのものがあります。そのためアニメファンでなくても気付いた人は多いようです。謝罪の場にそぐわないのは確かですが、問題の発言をした自民党二階派のパーティーでこのネクタイを着用していたので、そのまま謝罪の場に出てしまったんです」(政治部記者)
今村復興大臣は少々うかつだったととらえられている。ところが、実はこのネクタイには深い意味が込められているというのだ。
「おそらく誰もが『なんでエヴァのネクタイなの?』と思うはずです。大臣がエヴァですからね。このネクタイはエヴァンゲリオンを制作した会社が、被災地を支援するために当時福島に作った子会社から発売されたものなんです。今村復興大臣はその会社を訪れた際、プレゼントされたそうで、被災地のことを忘れていないという気持ちを表したのでしょう」(前出・政治部記者)
そんな被災地思いの人がなぜあんな発言をしてしまったのか。惣流・アスカ・ラングレーならきっと「あんたバカァ?」と言うはずだ。