芸能

大久保佳代子、芸人人生の下地を作った「山田邦子と同じサークル」

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 5月9日に放送されたフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」で、同局が今夏放送する「FNS27時間テレビ」でのマラソン挑戦を発表したのは、オアシズの大久保佳代子である。

 14年の番組出演本数ランキング女性部門で、自身初となる首位を獲得するなど、勢いの止まらない彼女だが、10年まで一般企業のコールセンターに勤務し、タレントとOLの二足のわらじを履いていたことは広く知られた話だ。

 その彼女が相方の光浦靖子とコンビを組み、初めてお笑いの舞台に立ったのは、大学のサークルだった。

 92年、千葉大学に入学した大久保は、高校の同級生で東京外国語大学に通う光浦と早稲田大学のお笑いサークル「寄席演芸研究会」に入部し、オアシズを結成する。当時、同研究会に所属していた男性が証言する。

「大久保さんは20年前からノリが変わっていませんね。当時の寄席演芸研究会は春と秋に定期ライブがあり、ネタの稽古を『第二学生会館』という大学の施設で行っていたのですが、稽古の間も、ずっと近年のバラエティ番組で話すような『ブストーク』を繰り広げていました」

 彼女の芸人人生の下地となった演芸サークル。以前は山田邦子も所属していたという。この男性が続けて説明する。

「邦子さんはサークルの大先輩。大久保さんが所属していた時代に、早稲田にある一軒家の二階を部室として借りたのですが、その時にお金を出してくれたのが邦子さんでした」

 古今の「女芸人」人脈が繋がる同研究会。「オアシズ以降は90年代末の隆盛を最後に人が減り、長らく弱小サークルです」と前出のOB男性。果たして再び盛り上がり、2人を継ぐ女芸人は生まれるか。

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