CMでの神スイングで知られる稲村亜美が、4月30日に横浜スタジアムで行われた「横浜DeNA×広島」の試合の始球式に登板した。
バッティングフォームが美しいことはもちろん、投球フォームもダイナミックで見応えがある稲村は始球式に登板するのは、今季すでに5度目。このペースで始球式に登板すれば年間30試合にも届き、もはや始球式芸人のような立ち位置となっている。
ナイスプロポーションの美女が極上のボールを放ることもあり、「下手なアイドルの大暴投を見るよりは稲村を見ていたほうがスカっとする」「今日は何キロ出るかとか楽しみがある」など、好意的な意見が上がっている。
しかし、出る杭は打たれる。当然、全てが好意的な意見ばかりでなく、アンチも少々増えてきた印象だ。
「稲村は28日の『オリックス×ソフトバンク』の試合にも登板していますから、今回は中1日での登板。まるで中継ぎのような登板間隔に『飽きてきた』『有難みがなくなってきた』というマンネリを憂う声、他には『もっと間隔を開けてプライベートで鍛えたほうが球速も増すのでは』など、どちらにせよ登板過多という声が聞こえ始めました。自己最速103キロの稲村は、目標を110キロに設定しているとのことですから、それを達成するまで本人は投げ続けたいでしょう。しかし一部のファンが言うように、この登板間隔で一気に7キロも増すとは思えない。このまま登板し続けるなら、アンチがツッコみやすい『頭打ち感』の打破が今後の課題でしょう」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、マウンド上での稲村の孤軍奮闘に、あの“歴史的不良債権”の男がやり玉に上がっている。「早くも松坂大輔の15年分の登板だな(松坂は日本球界復帰3年目で1軍では1試合のみ)」「ソフトバンクは稲村と専属契約すべき」「松坂は見たことないが稲村は見たことがある若者が急増中(笑)」など、ソフトバンクと3年12億円の契約をしながら“年俸ドロボー”の名を欲しいままにしている松坂大輔投手がもう散々の言われようだ。
どうせ試合で投げられないのであれば、松坂も“始球式オヤジ”になって球場をわかせてみてはいかがだろうか?
(本多ヒロシ)