乃木坂46の生駒里奈が5月28日に放送されたバラエティ番組「チカラウタ」(日本テレビ系)に出演。いじめを受けていたという学生時代を振り返った。
生駒はまず、小学2年生までは普通の可愛らしい小学生だったが、学校を転校したことをきっかけに小学3年生あたりから「スクールカースト」ができあがり、その底辺に位置するようになったと説明。
その後の小学5~6年時代は「人生で一番嫌いな時期」と語った。その頃にはクラスメイトに無視されるようになったり、ロッカーに置いてあるものを床にバラまかれたりされていたため、ロッカーを空にして毎日一人だけ学期末のようにたくさんの荷物を持って、学校に登校していたのだそうだ。
中学になると、いじめっ子の半分は別の中学に行き、初めての親友ができたが、高校は別々の学校に通うことになり、またもや暗黒時代に突入したという。
「それでも生駒は親を悲しませたくないという理由から不登校にはならず、学校にしっかり通っていたというから、とても両親想いな子なんだと思います。高校時代も友達ゼロの時代を経験しているようですが、高校1年時に乃木坂のオーディションに見事合格。生駒はその時には『よし、学校辞めれる!』と喜んだようですが、決して逃げではなく、自分自身が努力した結果、合格をつかんでその道を切り拓いたわけですから、大したものですよ」(エンタメ誌ライター)
その後は乃木坂初代センターとしてグループを引っ張り、現在もライブにバラエティ番組、舞台とどんな仕事でも高いプロ意識をもって取り組んでいる生駒。
いじめに屈せず、逆境を乗り越えてきた彼女だからこそ、ここまでの人気アイドルに成長できたのだろう。
(石田安竹)