6月1日放送の「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)は、年間テレビ出演本数500本の坂上忍を1日完全密着するというものだった。
毎朝4時すぎに起き、5時から朝刊をチェック。6時から愛犬10匹を4回に分け、2時間かけて散歩し、千葉の自宅から1時間かけて愛車でお台場のフジテレビへ出勤する。昼の生放送「バイキング」の本番直前まで台本にメモ書き、打ち合わせするなど準備に余念がない、といった様子が紹介された。
「坂上が一番嫌いなのが無駄。当然時間にうるさい。時間通りに運べばご機嫌だが、渋滞など予期せぬことが起きれば、超不機嫌に。周囲もピリピリし、専属運転手やマネジャーらは気の休まる暇がないそうです」(テレビ誌記者)
時間がもったいないとトイレも極力行かず、メイクは寝たまま、化粧落としはエレベーターの中、行きつけの蕎麦屋で昼酒飲みながら原稿書きをこなすほどだとか。
番組では、こんなふうに、徹底した無駄を省き、時間通りに動き、自分のために120%時間を使おうとする坂上の姿勢に、MCの有吉弘行と嵐の櫻井翔が賛同していたものだ。
「番組内で、『今一番困っていること』として坂上があげたのが、『飲み会に行きたくない』。スタッフや友人との付き合いはするが、芸能人との付き合いは苦手と言い切った。特に嫌っているのが、和田アキ子で、和田の電話には99%居留守を使うと明言。留守電に入ってないときは無視して、留守電が入ってたら、直電せずメールで返す。和田との飲み会は長時間拘束され、いつ帰れるかわからず、全く時間が読めないため、毛嫌いしている。もともと無用の付き合いを絶つため、自宅に他人を呼ばないと徹底している坂上。ここで名指し批判したことで、和田からの誘いが減れば、万々歳と開き直ったのではないか」(芸能ライター)
紅白に選ばれず、ひと頃の勢いを失った感のある和田だが、今や我が世の春を謳歌する坂上に反撃するのかどうか。和田が「バイキング」に乗り込むのを見てみたい気もするが…。
(塩勢知央)