今年のR-1グランプリで王者に輝き、ブレイク中のアキラ100%。お盆で下腹部を隠す大胆芸が話題となり、子供たちを中心に人気はうなぎ上り。だが、そんな彼の芸を非難する芸人がいた。その芸人とは、同じく大胆芸で人気を博した、とにかく明るい安村だ。両者は6月24日に放送された日本テレビ系「有吉の壁8」に出演。最初のバトルは、番組に先駆けて配信されたオリジナル動画「カベフェッショナル~若手芸人の流儀~」に出演した時に、起こったという。
「この動画では出演する芸人達が、ピンで意気込みを語るシーンがあります。そこでアキラは、『安心してください!』がキメゼリフの安村のことを『安心して、何が芸だ。人々は、安心が見たいんじゃないんですよ!』『何だったら今度、ネタやってる最中に、後ろに回り込んでパンツ引きずり降ろしてやりますよ!』と声を荒らげて語っていました」(番組関係者)
一方、同じ動画で安村も「お盆で隠すっていう、あんな下品な芸見たことがない」として、こんな芸は大胆芸じゃないと非難。双方火花を散らし、一歩も譲らぬ様子が映し出されていた。
そんな波乱含みで始まった「有吉の壁8」。そこでまず、安村は、タバスコの一気飲みを披露。文字通り、身体を張った芸を披露したにも関わらず、有吉の判定は“OUT”、残念な結果となった。一方のアキラは、撮影の舞台となったおしゃれなハワイアンリゾートの飲食店で、料理に使うお玉ひとつで下腹部を隠しラーメンを運ぶという際どい芸に挑戦、見事に“CLEAR”を獲得した。勢いに乗ったアキラは、風見しんごの「涙のtake a chance」をお盆一つで踊ってみせたものの、今度は残念ながら“OUT”の判定。双方、抜きつ抜かれつ、激しいバトルを繰り広げた。
「番組の中でも、ひと際大きな笑いが巻き起こった二人の芸でしたが、こうした芸風に対して先頃、BPO(放送倫理・番組向上機構)からクレームが入っています。二人の芸がいつまで見ることができるのか、ちょっと心配でもありますね」(放送作家)
おそらく、近年ますます社会が敏感になっているハラスメント問題なども絡んでいるのだろう。視聴者としては、こうした新しい笑いに挑戦する芸人にも踏ん張ってほしいところだろうが…。