フジの“末期症状”はここまで来ていたか‥‥。
今年は9月に放送予定となっているフジの恒例番組「27時間テレビ」。総合司会にビートたけしを起用するも、かなりトホホな内容になりそうなのだという。舞台裏をテレビ関係者が明かす。
「昨今、ドラマもバラエティなどほとんどの番組が爆死しているフジとあって、タレントがまったく集まらないようです。27時間拘束されたうえに、視聴率がダダ滑りとなる可能性が高いとなれば、誰も出たがらないのは当然の話。結果、放送時間のほとんどがVTRとなり、スタジオはVTRのフリをするだけの演出になりそうなのだとか。これでは生放送の意味がないだけでなく、たけしの見せ場がまったくないまま終わる可能性すらあります」
たけしはこれまでも「伝説の花火師・火薬田ドン」のキャラで同番組に登場していたが、総合司会を務めるのは21年ぶり。「どんなことになるか期待してろってーの。責任は全部フジテレビだからな」と意気込みを語っていたものだったが、このままでは“無駄遣い”となりそうな気配だ。
そんな中、たけしがこれでもかと「バカ」をやりまくっている“あるメディア”が話題を呼んでいる。会員に向けて配信している有料WEBマガジン「ビートたけしのお笑いKGB」だ。
とりわけ「たけしの人生相談」は抱腹絶倒もの。たとえば、女手ひとつで子育てしてきた46歳女性が“老後の楽しみ方”について相談すると、たけしは「46歳か。これもうスナックとか行って口説かれるのを待つしかないだろう」「行ったら、すぐにヤラせればいいんだよ」「2回目から金取ればいいんだから。最初はタダ」「老後の資金にもなるから一石二鳥」と軽快な口調でアドバイス。
また、「子どもに薬を飲ませる方法」という父親からの超まじめな相談には、「バイ人に聞いたほうがいいんじゃねえか」「芸能人に売りつけたバイ人に聞いたら『楽しくなるよ』とか『ハイになるよ』って言うだろ」。さらに最新号では、妻とご無沙汰で久しぶり行ったピンク店の泡姫に恋をしてしまったという“裏家業”の48歳男性に対して、「カミさんに勤めさせて、毎日指名すれば自分でお金払えば家計も助かる」と断言。一事が万事振り切れまくっているのだ。
「27時間テレビ」では絶対に見られなさそうな“芸人”たけしの真骨頂。読めば、たけしが「BIG3」と呼ばれる理由がわかるだろう。
「ビートたけしのお笑いKGB」