7月6日、部署異動をきっかけにフジテレビからの退職の意向を固めたと報じられた中村仁美アナ。
2002年にお茶の水女子大学を卒業し、同局に入社した彼女は2011年にさまぁ~ずの大竹一樹と結婚。出産後も育児も行いながら、午前中の情報番組「ノンストップ!」などに出演していたが、15年の局アナ生活にピリオドを打つことになった。
「子供との生活を優先するために、以前から退職のタイミングをはかっていて、人事異動がきっかけになったと聞いています」と同局が説明する通り、当面は家庭を優先する模様の彼女だが、早くも今後に関する噂が囁かれている。
中村アナについて「2人目のお子さんを産んで、昨年の春に産休から復帰した直後から『育児に専念したい』と上司に相談していたようです」と語るのは同局関係者だ。
「高島彩アナのように、退職後もフリーアナウンサーとして他局のゴールデンタイムで活躍したいという気持ちはサラサラないと思います」と話す同関係者だが「中村アナの“再就職先”として周囲から有力視されているテレビ局があるんですよ」と証言する。
その“再就職先”とは──。
「TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)です。彼女は2011年に寿退社した元同僚の宮瀬茉祐子アナと非常に親しいのですが、今、宮瀬アナがレギュラー出演しているのがMXの朝の帯番組『モーニングCROSS』。中村アナは宮瀬アナを通じてMXのスタッフとも面識があるようで、育児が落ち着いたらフリーアナとしてMXをベースに活動するのではと言われています」(前出・フジ関係者)
MXは、人気フリーアナが続々進出しており、「5時に夢中!」など独特な番組作りで定評のある東京ローカル局だ。フジを離れる決意を固めた中村アナの、新たな可能性を感じさせる選択とも言えそうだが、いずれにせよ、中村アナのテレビ界への復帰の日を待ちたい。
(白川健一)