ミリオン達成、東京ドーム公演決定も課題は山積み!?
7月12日放送の「ザ・ヒットスタジオ」(MBSラジオ)で、乃木坂46の生駒里奈が「乃木坂には誰もが知っているヒット曲がない」という悩みを打ち明けた。
乃木坂といえば、今年3月発売の17枚目のシングル「インフルエンサー」でミリオンセールスを達成。11月の東京ドーム公演も決まるなど、今最も波に乗っているアイドルだが、この日の番組で生駒は「乃木坂ちゃん、まだAKBさんの『ポニーテールとシュシュ』とか、そういう当たってる曲がないから」と言うと、一緒にパーソナリティーを務める西川貴教が「でも、こないだのやつミリオンいったじゃんか」とフォロー。が、生駒はさらに「でも、『インフルエンサー』口ずさんでますかね?って思ったら… たとえば『恋するフォーチュンクッキー』だったらカラオケ行って(ランキングの)上位にあって、欅坂46の『サイレントマジョリティー』も必ず上位にあるんですよ。でも乃木坂ってまだ上位になくて『う~ん』っていうのを、すごいみんなで思ってて…」「そういうのがないとヒットにならないよね。枚数もそうかもしれないけど、知られるっていうことがいちばんヒットなのかなって」と切実な思いを打ち明けている。
「昨年7月に放送された音楽特番『FNSうたの夏まつり~海の日スペシャル~』(フジテレビ系)では、AKB48をはじめとした48グループと、乃木坂46ら46グループが合体して夢のドリームチームを結成。AKBの『365日の紙飛行機』『恋するフォーチュンクッキー』、乃木坂の『君の名は希望』、欅坂の『サイレントマジョリティー』の4候補曲から視聴者投票で1位の曲を歌う企画がありましたが、1位に輝いたのは欅坂の『サイレント──』。生駒はドリームチームでセンターとしてパフォーマンスを披露して絶賛されましたが、『サイレント──』は投票で約106万票を集め、乃木坂の代表曲『君の名は希望』は約50万票の4位。それを生駒も重く受け止めているのでしょう」(アイドル誌ライター)
とはいえ、ミリオンを達成しても決して天狗にならず、現実的な目線でさらに上を目指しているというだけで成長の伸びしろも十分感じられる。グループの知名度などヒット曲を世に送り出すために必要な要素も整っているのだから、願いが叶う日もそう遠くはないはずだ。
(石田安竹)