エスカレートする手口はあの人物を彷彿とさせる。
ドイツのサッカークラブ・ドルトムントのファンを自称し、ドルトムントとの親善試合で善戦した浦和レッズに心無い発言をしたことで大炎上騒ぎを起こしている上西小百合衆院議員が、7月24日放送の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)にVTR出演。今後の自身の方向性について語っている。
上西氏は「議員になりたての時は、これもしちゃいけないのかな、あれもしちゃいけないのかなっていうふうに何もしなかった」と振り返ったうえで、この騒動について「こうなった以上、もう振り切ってニュータイプのノンフィルター議員になりたい。『素の私を見てください、何でも言います、何でも包み隠さず』という議員になりたい」と、あくまで開き直る方向性であるようだ。
上西氏のSNSでのツイートや騒動後の一連の言動には、ワイドショーに出演するタレントたちもすっかり呆れているのだが、確信犯的に炎上騒ぎを起こす姿にネット上からは「あのタレントとやっていることが大差ない」といったツッコミが多数見られ始めてきた。
「議員でいられるのももう長くないでしょうし、今後を考えた時に芸能界で頑張っていきたいという思惑があるように見受けられる。それを目指す手段として過激な発言をしてとにかく炎上して目立っていこうというスタイルでしょう。そうなった時にどうしても上西さんとダブってしまうのは狩野英孝騒動で急浮上した『プロ炎上家』の加藤紗里ですよね。擁護の声が一切なくても戦い続ける上西さんのメンタルの強さは加藤に匹敵する。また、最近はツイッターで『私、そんなにブスですかね?普通よりちょっといいぐらいだと思うんですけど』『私のインスタ(グラム)を見て下さいよ。かわいいんですから』といった発言をしていますが、その性格ブスな発言も加藤のように見られる所以でしょうね」(エンタメ誌ライター)
ネット上からも「炎上キャラなんて二人もいらないよ」「ドルトムント好きも加藤紗里のカープ好きと似たようなもんだろ」「頼むからマスコミはこれ以上、上西を調子に乗らせないでくれ」といういかにもウンザリとしているといった感じの声が多数聞かれている。
加藤よりも多少知的な分、扱いが加藤以上に面倒くさそうなだけに、メディア側も一切関わらないのが一番なのかもしれない。
(佐伯シンジ)