8月2日放送のラジオ番組「たまむすび」(TBSラジオ)で、MCを務める博多華丸・大吉の博多大吉が、ラジオ業界のギャラ事情について暴露した。
「大吉が、自分が出演したタイヤのCMについて、笹川友里アナに話した時のことです。CMは背景を全部CGで済ませるにもかかわらず、巨大な倉庫を貸し切って撮るという贅沢なものだったそうですが、笹川アナが『タイヤのスポンサーつけてタイヤのコーナーを始めましょうか?』と、大吉にスポンサーを番組に持って来るよう持ち掛けた。すると大吉は『TBSお金あるやろ?他の局に比べたら』と猛反発。そして、大吉は地元福岡のラジオ番組で、何と1回につき『2000円とか3000円とかでやってた』と明かしたんです」(芸能ライター)
激安ぶりに絶句する笹川アナ。さらに大吉はニッポン放送、文化放送がメチャメチャ安いこと、TBSがケタ違いの高額ギャラであることをバラしたのである。
大吉によれば、「『たまむすび』のレギュラー来て、初めて(ギャラの額を)見た時、もう本当、腰抜かしそうになったの。しばらく黙ってたもん。間違ってると思って。言ったら、取り上げられると思った」という。他の芸人に確かめると「TBSだからで、よその局は全然もらえない」と返されたそうだ。
「確かにラジオ業界のギャラは安い。2年前のラジオ番組『極楽加藤・よゐこ有野のオレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~』(MBSラジオ)で、加藤浩次、平成ノブシコブシの徳井健太、ココリコの遠藤章造がぶっちゃけたことがある。2時間45分の同番組のギャラが加藤10000円、遠藤5000円、徳井2500円と明かした。ただし、これは所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーから振り込まれた税引き後の手取り額で、実際に局が事務所に振り込む出演料は何倍にもなるんです。事務所の取り分9芸人1と言われる“ケチ本”ならではのエピソードですね」(エンタメ誌ライター)
売れっ子の松本人志は、番組でポロッと不満をもらしただけですぐにケタが違う高額ギャラが振り込まれたそうだ。大吉の衝撃発言、即効性があるか、見ものだ。
(塩勢知央)