2008年に「M-1グランプリ」で準優勝して以降、バラエティ番組に欠かせない存在となったオードリー。
コンビとしての出演だけでなく、春日と若林の両者とも個人でレギュラー番組を持つなど、活動の幅を順調に広げているが、今、春日の“ピン出演”にお笑い関係者から大きな注目が寄せられているという。
「これまで、ゴールデンタイムの番組で安心して見ることのできる“お茶の間の人気者”というイメージでしたが、ついに『ドキュメンタル』で新境地を開拓しましたね」と、春日について語るのはコント番組などを手がける放送作家だ。
「ドキュメンタル」とはAmazonプライム・ビデオで配信されている松本人志プロデュースのネット番組。芸人10人が密室で「笑ったら失格」となるサバイバルを繰り広げる番組で、春日は「シーズン3」に出演している。
同番組での春日についてこの放送作家は、「超売れっ子の芸人であるにもかかわらず、『ここまで体を張るのか』と感動を覚えた」と大絶賛。「どの芸人も到達したことのない領域を歩んでいる」とまで語る。
果たして、春日が見せた新境地とは──。
「恥ずかしげもなくすべてを脱いだ下腹部を出し、余っている“皮”の部分に物を入れて出し入れするギャグを披露したんです。当然、番組ではモザイクがかかっていましたが、それでも何をしているのかはよくわかる。規制の緩いネット番組ならではの渾身のギャグでした」(前出・放送作家)
何ともバカバカしい「下腹部ギャグ」だが「文字通り、春日が“一皮ムケた”番組になった」と同氏。
キャスティングした松本人志も満足しているに違いない。
(白川健一)