今年で芸能活動22年目を迎え、近年ではバラエティ番組に欠かせない存在となったバカリズム。
「R-1グランプリ」(フジテレビ系)で大会史上初の100点満点を獲得したほか、同局の「IPPONグランプリ」で最多優勝数を誇るなど、ピン芸人として圧倒的な実力を発揮している。
いまや冠番組まで持つようになり、人気絶頂のバカリズムだが、業界内では今後の活動について“意外な噂”が流れているようだ。
「このところ、バカリズムに『早期引退説』が囁かれているんですよ」
と語るのはテレビ関係者だ。バカリズムについて、さらにこう明かす。
「ネタや大喜利はもちろん、MC、ひな壇でも活躍できる上、それほどギャラが高くない。芸能界で最も“お得感”があるタレントと言われています」と同関係者。
高評価を受けながら、なぜ『早期引退説』が囁かれるのか──。
「彼は芸人だけ続けるには、あまりに多才なんです。先日の『27時間テレビ2017』(フジ系)でもスペシャルドラマの脚本を担当していましたが、極めてクオリティが高く、同局内外から絶賛の声が出ている。業界内では『専業作家』への転身を勧める声も強くあり、本人も脚本の仕事にやりがいを感じています。突如、タレントから作家に転じる『早期引退』の可能性も大いにあると思いますよ」(前出・テレビ関係者)
人気、実力とも圧倒的なバカリズムは、まさに引く手あまたなのである。
(白川健一)