やはり世間の感覚とはかけ離れている?
ダウンタウン・松本人志が、9月24日放送のバラエティ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!特別版」(日本テレビ系)で、かつて「NHK紅白歌合戦」に乱入した際のギャラについて明かしている。
番組では95年の紅白に、ダウンタウン・浜田雅功が小室哲哉プロデュースのユニット「H Jungle with t」として出演したことが話題になった。
その時のパフォーマンスでは相方の松本も曲中に突然登場したのだが、浜田は当時を振り返り、「『歌ってる途中で急に(客席が)沸くことあんの?』って思ったら(松本が)後ろから出てきたから」と、松本の乱入がサプライズであったことを説明。
これにサプライズ出演した松本も、「あれだけのために大みそか仕事入れられたからね。浜田にバレたらアカンから、きったなーい楽屋に通されて…」と、シビアな待遇を明かしている。さらに待ち時間が長かったことを前置きしつつ、「明細見たら5万円でしたよ」と、不満そうに話す場面もあった。
確かに大みそかの特番であり、国民的歌番組にしてはそのギャラが5万円というのは多くはないが、この松本の不満げな告白にて視聴者からは「松本、最近ギャラ不満多くないか?」「松本って、やっぱりケチなのか」「もうお金に困ってないだろうし、金のことはいいだろう」「それぐらいの仕事なら一般人なら喜んでやるだろ」といった声が上がるなど、松本のギャラに関するトークに敏感に反応している。
「松本は8月放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)にて、自身がレギュラー出演する深夜バラエティ番組『クレイジージャーニー』(TBS系)が、今春から放送時間がそれまでの45分から1時間となり、15分放送時間が増えたぶん、ギャラも上がったがその額が『うまい棒5000本分くらいですよ』と、これまた5万円しかもらえなかったことを嘆いていました。この時も『ビックリせえへんか? 45分が1時間になって、うまい棒5000本やで! だったら、うまい棒でくれ』『いや~、びっくりするよほんとに。明細見て、手震えたもん』と不満が爆発していました。もちろん、紅白の場合、ギャラがすべてではなく出演できること自体が名誉。松本もコメディとしてギャラ事情を話してるのかもしれませんが、松本の感覚としては5万円のギャラはスズメの涙だという認識であることは間違いないでしょう。こうした発言が出るたびに世間は松本との金銭感覚の違いを思い知らされているようですね」(エンタメ誌ライター)
実際、松本としては「NHK紅白」のギャラはいくらが妥当であったのか? 気になるところだ。
(佐伯シンジ)