2月27日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に、人気YouTuberの「東海オンエア」からてつや、しばゆー、りょうの3人が出演。トップYouTuberの収入事情などを明かした。
「東海オンエアはチャンネル登録者数494万人と国内で有数の人気を誇り、地元の東海ラジオではレギュラー番組も持っています。その芸風は“子供がやりたくてもやれないことを代わりにやる”というもので、メンバー同士でイタズラを仕掛けたり、過激なまでに体を張ったネタなどを連発。ある意味でいかにもYouTuberらしいユニットと言えるでしょう。ただ、テレビ出演の経験は少なく、HIKAKINやはじめしゃちょーらが芸能人らしさをまとっているのに比べると素人臭さは否めません。それゆえ今回の出演では司会のダウンタウンにちゃんと絡めるのかが懸念されてもいました」(ネット系ライター)
番組で東海オンエアは、動画のネタ会議にて、メンバーの誰かが出したネタに対して「そのネタ見たことあるぞ」との反応が多いと告白。調べてみると「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)や「リンカーン」(TBS系)で観たネタだったと種明かしをして、ダウンタウンから大きな影響を受けていることをアピールしていた。
「ここでりょうは『ダウンタウンさんが一通りやっちゃってるから、ボクらが考えたことだと思ってても、先にやられている』とヨイショ。これには松本人志も気を良くしたようで、収入が話題になったシーンでは『お金くれる?』とボケていました。このようにダウンタウンにうまいこと絡めていた東海オンエアですが、最後には肩透かしを食らう場面もあったのです」(前出・ネット系ライター)
エピソードトークのコーナーでは、メンバー内で“十字架”と呼んでいる罰ゲームについて説明。東海オンエアの罰ゲームは一瞬で終わるのではなく、数週間~数カ月間もサングラスをかけ続けたり、ファラオの格好を続けるといった過酷なものだ。ここでリーダーのてつやは、松本に十字架のネタをくださいと懇願したのだが…。
「松本は『奥歯と前歯を入れ替える』という実行不可能な十字架を提案し、30歳も年下の若者たちを煙に巻いてみせました。東海オンエアとしては松本にもらった十字架を実践することで、ダウンタウン公認のネタになることを期待していたはず。しかし松本は、芸能界の後輩にあたるかどうかが微妙な彼らの願いに対して、大物芸人らしく、いったん試練を与えるような意味で、肩透かしを食らわせてみせたのでしょう。逆に言えばいつの日か彼らが松本から十字架ネタをもらえる日が来たのであれば、その時こそ後輩として認められた証になるのではないでしょうか」(前出・ネット系ライター)
東海オンエアは今後、HIKAKINなどのように、お茶の間にも受け入れられる存在になれるのか。彼らにとって「ダウンタウンにハマること」は相当大きなミッションのようだ。
(金田麻有)