ジャニーズ事務所を退所した元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演する映画「クソ野郎と美しき世界」が来春に公開されることが発表されて、大きな話題を集めている。
元SMAPの3人の芸能活動については、古巣のジャニーズ事務所との関係性が大いに注目を集めているが、芸能関係者はこう言う。
「さまざまなしがらみがあるテレビ関連の仕事に比べると、映画は出資者さえ集まれば芸能界の“政治力学”が働きにくい環境にあるという点で、3人の活躍も期待ができますよね。“SMAPの育ての親”で元チーフマネジャーのI女史が制作の指揮を執るという点でも注目が集まっています」
「クソ野郎と美しき世界」という意味深なタイトルだけでも、何とも興味がそそられるが、水面下では同映画で主演する元SMAPメンバーの3人と古巣のジャニーズサイドによる“全面戦争”も取り沙汰されているとか。
「今回の映画は4部作になるようですが、場合によっては最大で4回公開されることになるわけです。当然、ジャニーズのタレントが主演を務める作品と公開時期が重なる確率も高くなり、バッティングした両作品の興行収入も気になるところです」(前出・芸能関係者)
興収バトルの行方が何とも気になるところだ。
(しおさわ かつつね)