10月27日に追突事故を起こしたお笑いコンビ・インパルスの堤下敦が、芸能活動の窮地に立たされている。今年6月の自損事故に続いて2回目の交通事故とあって、所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーでは「当分の間、堤下の芸能活動は控え、謹慎とさせていただきます」と発表。復帰のメドは立っていない状況だ。その堤下についてアイドル誌のライターがささやく。
「堤下はアイドルに詳しい芸人として、かつてはアイドルイベントやテレビ番組にゲスト出演することも少なくありませんでした。しかし6月の事故を機に仕事の依頼が激減し、昨年まで出演していたフジテレビ主催の夏フェス『TOKYO IDOL FESTIVAL』(TIF)からも今夏はお声が掛からなかったのです。その状況でも7月には『インパルス・堤下敦の☆ドリームアイドルステーション☆』(YouTubeLive)というネット番組がスタートしていましたが、今回の謹慎であえなく中断。もやはアイドル業界にも居場所はほとんどない状態です」
その堤下は事故前日の10月26日に〈おい!年末暇ですぞ!関係各所の皆様。仕事ください!〉とツイートするなど、ただでさえ仕事が激減していた。そしてアイドル業界からも見放されたとなると、もはや芸能界復帰は困難に思える。だがそんなドン底状態の堤下にもまだ、活躍できる余地が残っているかもしれないというのだ。
「いわゆる『地下アイドル』の世界には芸能界の常識に捉われないグループも少なくなく、いまやイメージが地に墜ちた堤下なら、そんなグループと手を組んで性悪キャラを押し通すのもひとつの手でしょうね。地下アイドルの世界はまさに『何でもあり』ですし、今の堤下に声を掛けようと考えるグループがいても何ら不思議はありません。もはやお笑い業界の表舞台で活躍することが難しくなった今、堤下にはみずから新手の地下アイドル“地下お笑い芸人”として活路を見出すくらいの度胸と決断を期待したいものです」(前出・アイドル誌ライター)
地下アイドルのライブは東京都内を始め、随所で毎日のように開催されている。その気になれば堤下にはいくらでも出番が用意されているのかもしれない。
(金田麻有)