将来の横綱候補といえば、西の小結・吉高由里子と東の前頭三枚目の二階堂ふみだろう。
「2人とも恋愛体質で、恋愛が芸の肥やしというタイプですね。本格派女優を目指すだけあり、西洋の名作映画に詳しく、脚本しだいでは脱ぐこともいとわないタイプだけに躍進が期待できる」(佐々木氏)
ただ得意技は異なる。芸能プロ幹部が明かす。
「吉高は人見知りしないのでサッと相手の懐に潜り込み一気に『押し出す』速攻タイプ。09年に『僕らの音楽』(フジ系)で意気投合した尼川元気(32)とは目黒川で夜桜&居酒屋デートを楽しみ、生田斗真(33)とは12年の映画『僕等がいた』(東宝、アスミック・エース)で知り合い、ラブラブの手つなぎ&カラオケデートを激写された」
一方の二階堂は立ち合いから慎重で、じっくりと攻めて『寄り切る』タイプだ。
「撮影中から共演者と飲みに歩き、クランクアップ後もグループラインを活用し、交際を深めるんです。発覚した男の顔ぶれを見ても、染谷将太(25)、新井浩文(38)、菅田将暉(24)の3人は皆、12年に別々の映画で共演しています」(前出・芸能プロ幹部)
奔放な肉食系の2人だが、関ジャニの大倉忠義(32)と交際中の吉高には心配事もつきまとう。
「2人は今年9月に公開された映画『ユリゴコロ』(東映、日活)で共演し、早くも同棲の噂も聞こえてくる。男にのめり込んでいる時期は仕事内容によっては、男優先になってしまう。マネージャーを困らせて長期休場なんてこともありえます」(映画関係者)
その点で師匠やタニマチ筋の覚えがよく、優等生なのが、東西の前頭筆頭を務める石原さとみと綾瀬はるかだ。同門に深田と優香の両横綱がいるためか、2人とも金星の数は少ないが、大物食いには定評がある。
石原は05年にNHK大河「義経」で共演した滝沢秀明(35)や12年の舞台「ロミオとジュリエット」の佐藤健(28)、綾瀬は10年にドラマ「JIN-仁-」(TBS系)で人気を呼んだ大沢たかお(49)や14年の映画「万能鑑定士Q」(東宝)で共演した松坂桃李(29)と真剣愛が伝えられた。民放局関係者が話す。
「石原は母親のしつけが厳しく、まさに品行方正です。結婚相手は限られるでしょうね。国民的女優の綾瀬はホリプロの稼ぎ頭のため、常にガードされながらの“戒厳令”交際です。大沢の自宅にも事務所の車で通っていたぐらい。地味で群れるタイプではない松坂といえども、大沢の時のように男のほうがストレスを抱えて破局を迎えてしまうことが心配されます」
ベテラン勢も健在である。
「鈴木京香は、11年にドラマ『セカンドバージン』(NHK)で共演した9歳年下の長谷川博己(40)を攻略。あとは『水入り』にさせず、きっちりと『寄り切れ』るか注目です」(スポーツ紙芸能担当記者)
バツイチの高岡早紀も、巧みな「前さばき」からの「胸元引き落とし」、最終手段の「とったり」と、技にかげりはない。
「元夫・保阪尚希(49)とは96年にドラマ『ひと夏のプロポーズ』(TBS系)で共演でした。14年からのパートナーと言われる男性は実業家ですが、16年には舞台『娼年』で共演した15歳年下の松坂桃李とも噂になりました」
共演の土俵はいつも騒がしい。今後も番付の変動が大いに期待されるところである。