東の大関は現在、16年に舞台「ビニールの城」で共演した森田剛(38)との順調交際が伝えられる、バツイチの宮沢りえだ。佐々木氏が話す。
「演出家の倉本聰さんが『週刊文春』で『(女優の)斉藤由貴さんには、恋愛が芸の肥やしになっていたんです』と語っていたが、宮沢も同じ。男遍歴を重ね、演技力が磨かれました」
共演者とのぶつかり稽古は、前出の森田と市川海老蔵(39)、古田新太(51)ぐらいだが、本場所以外での活躍が見逃せない。貴乃花親方(45)に始まり、中村勘三郎(享年57)、市川右團次(53)、ISSA(38)、中田英寿(40)ら、そうそうたるメンバーにブチかましてきた。
「お泊まりシーンこそ撮られていないが、酒豪らしく宴席の様子は伝わってきます。舞台『盲導犬』で知り合い、手つなぎデートをスクープ撮された古田は、トーク番組内で、彼女が誰とでもすぐに手をつなぐことを明かしていた。さらに酒が進めば、中田とのディープキス写真が流出したように、キス魔に変身。トーク番組では、楽屋での全裸ナマ着替えや全裸スイミングの過去を認め、『裸族に憧れる』と告白もした」(放送作家)
男も私生活も「もろ出し」こそが真骨頂だ。
かたや西の大関・蒼井優は“平成の小悪魔”と呼ばれる策士だ。
「常にいい大人たちが翻弄され続けてきた。05年にドラマ『タイガー&ドラゴン』(TBS系)で共演した岡田准一は、一緒に暮らすために5000万円でマンションをリフォームしたと女性誌が伝えたあと、11年の舞台『その妹』で共演した鈴木浩介(42)との交際を宣言し、新居購入後に破局している。蒼井がポイ捨てしたようなもので、みごとな『猫だまし』『肩透かし』ですよ(笑)」(スポーツ紙芸能デスク)
酒席での様子も宮沢とは趣が異なる。
「地味な服装で現れるなど、決して艶っぽくない。でもお酒が大好きで、演劇論や映画評で盛り上げるのが巧みなんです。おだてたりすかしたりと、男心をくすぐる人たらしタイプ。現場でも平気で脚本に口出しをしますからね。座敷飲みだと立て膝をして隙を見せたり、小技がうまい。07年の映画『蟲師』(ショウゲート)で知り合った大森南朋(45)も中目黒のおでん屋デートでコロッとだまされた」(前出・スポーツ紙芸能デスク)
さて、親方も手を焼く関脇の戸田恵梨香は、自慢の“黄金の右”で数々の金星をあげてきた。
松山ケンイチ(32)とは06年の映画「デスノート」(ワーナー・ブラザース映画)で、ジャニーズの二宮和也(34)や村上信五(35)とはそれぞれ08年のドラマ「流星の絆」(TBS系)と「ありがとう、オカン」(フジ系)での共演だった。その後もドラマ共演の田中聖(32)、勝地涼(31)、松田翔太(32)と続き、今年も「コード・ブルー」(フジ系)をきっかけに、注目のイケメン俳優・成田凌(23)と交際中。女性誌記者が話す。
「撮られた写真を見ると、いずれも、ほぼ男の左側に寄り添って右腕を絡めてたり、手をつないでいます。みごとな『右差し』です」
今年5月、脚本家で俳優のコウカズヤ(39)との熱愛が発覚したバツイチの上原多香子にしても、99年の映画「ドリームメーカー」(東映)で共演したISSAを皮切りに、山崎裕太(36)、錦戸亮(33)との交際を経て、11年チャリティーライブを縁にTENN(享年35)と、12年8月に結婚した。
「ところが、夫が14年9月に首つり自殺。その原因の一つが14年に舞台『夕-ゆう-』で共演した阿部力(35)との不倫だったことが、今年になって明らかになった」(ワイドショー芸能デスク)
逆に、将来安泰の家庭を通称「孫の手」、得意の「つり出し」で手に入れたのが、東の小結・北川景子だ。
「07年にはジャニーズの松本潤(34)、09年は『ブザー・ビート』(フジ系)で山下智久(32)や映画『真夏のオリオン』(東宝)で玉木宏など、名だたるイケメンを共演時に釣り上げていたが、11年『LADY』(TBS系)第1話で共演したDAIGO(39)とは、14年バラエティ番組での再会をきっかけに本格交際をスタートさせ、じっくりと狙い澄ましての一本釣りに成功しました」(前出・ワイドショー芸能デスク)