ブレブレで何もかも中途半端な人生を悲観するも説得力はなかった!?
元「モーニング娘。」の福田明日香が、12月5日放送のバラエティ番組「マジか!その後の人生~栄光を掴んだ天才10人 今を大追跡SP~」(テレビ東京系)でモー娘加入を後悔するような発言をして、物議を醸している。同番組は一時期、スターとして君臨していた著名人たちの引退後の人生を紹介する番組で、昨年7月に離婚した福田のシングルマザー生活を紹介。
現在は1カ月の食費を1万円に切り詰めているというが、そんな福田はモー娘最年少メンバーとして1998年1月にメジャーデビュー。高い歌唱力を持ち、主要メンバーとして活躍するも99年4月に学業優先を理由にグループを卒業している。
しかし、モー娘の絶大的な人気、そして引退後も周囲から騒がれたことで対人恐怖症になり、わずか半年で高校を中退という本末転倒な結果となってしまったことは有名だ。福田は当時の心境について「音楽も嫌いになっていました、その時は。私は歌さえやっていなかったら、こんなことにはなっていなかったとか、音楽さえやっていなかったら、どんな人生があったんだろうとか、もっと明るい人生があったんだろうにとか、思っていましたね」と、モー娘デビューを後悔するような発言。
ただ、この発言がモー娘ファンを始めとした世間の人々から反感を買い、ネット上では「自分の人生設計ミスだろ」「この人は言ってることがブレブレ」「ただただ子どもがかわいそう」と、批判が殺到したのだ。
「この批判を受けて、福田は同日ブログを更新。《失言があったことを、心よりお詫び申し上げます》と、番組での発言を謝罪。続けて《引退した直後の、2年間ほど、悩んでいた時期のお話をさせていただいた際に、表現が過剰になってしまいました。歌が無かったら、今の私はありませんし、応援してくださっていたファンの方にも、言い尽くせないほどの感謝をしております》と、あくまで高校を退学した直後の心境であったと説明しています。ただ、学業に専念すると言ってグループを卒業したのに高校をやめたり、歌手活動を後悔したのに音楽活動を止める元旦那に逆らってまで、音楽活動を再開して離婚したりとその人生は不安定の極み。この調子だと子どもが育つにつれ、その時々の現状に嘆きそうで、また今回と同様の発言をしそうな予感がプンプンしますね」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、子どもには何の罪もない。生きたいように生きている自分はともかく、子どもには不自由のない生活をさせてあげてほしいものだ。
(田中康)