連日、元横綱・日馬富士の暴行問題を取り上げている「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)だが、貴乃花親方に批判的な偏向報道ぶりに視聴者からはブーイングが起こっている。
「12月7日も相撲レポーターの横野レイコを迎え『貴乃花親方が相撲協会に協力しなかったせいで日馬富士は引退に追い込まれた』という論調で番組は進行しました。親方の兄弟絶縁騒動やこれまでの言動を振り返り、『貴乃花親方がいかに変わった人物か』という点も強調していた。完全に日馬富士寄りの内容でしたね」(週刊誌ライター)
番組を見ていた視聴者は「露骨な相撲協会擁護に呆れる」「貴乃花親方批判がすごい」「暴力を振るったのは日馬富士なのに」など大ブーイング。
「唯一の救いは三田友梨佳アナですね。日馬富士の引退についてMCの安藤優子や横野レポーターが貴乃花親方への恨み節を語っている時も、『なぜ相撲協会は引退届を受理したのか。事件の全容が明らかになるまで待つべきだったのでは?』と冷静に突っ込んでいました。今回の引退は、日馬富士が社会的制裁を受けたことを検察側にアピールするためという見方もある。貴乃花親方も引退を望んでいたわけではないのに、あっという間に引退してしまった。この引退こそ謎なんですよ」(前出・週刊誌ライター)
貴乃花親方の胸の内は明かされておらず事件の全容もまだわかっていない。にもかかわらず貴乃花親方を“悪”とする番組づくりには疑問が拭えない。
(笠松和美)