12月3日に生放送された「M‐1グランプリ2017」(テレビ朝日系)。第13代王者に輝いたのは結成15年目のコンビ・とろサーモンだった。このコンクールは、結成15年以下のコンビ、グループを対象としているため、とろサーモンは出場資格ギリギリの時点で王座を獲得したことになる。
17年2月からNHKで放送された又吉直樹の同名小説が原作のドラマ「火花」では、とろサーモンのツッコミ担当・村田秀亮が、主人公が尊敬する先輩芸人の相方・大林和也を演じ「売れたいなー」とぼやくシーンが大変リアルだと評判だったのだが、今回のグランプリ獲得後に「あの時にセリフでいった『売れたいなー』は、売れてない芸人の本音でした」とコメントした。
「芸人仲間から『おもろいのに何でか売れない』と言われ続けていたとろサーモンだけに、彼らの優勝には多くの祝福の声が集まっています。その中で異彩を放っているのが、お笑いコンビ・さまぁ~ずの三村マサカズがツイッターに投稿したつぶやき。『M1。決勝は、ネタ。CM。ネタ。CM。ネタ。CM。審査。僅差だけに、わかりにくかったなぁー。これは、マジで人の人生がかかってるので、なるべく、ネタ。ネタ。ネタ。で行って欲しかった』と昨今のテレビ放送の形態を指摘。ネット上では『三村に同意』『確かにネタだけまとめて見たいよね。その分CMもまとめて流していいから』などの三村に同調する意見が続出しています」(広告代理店社員)
視聴者の気持ちを代弁してくれた三村。このつぶやきが今後の番組作りに反映されればいいのだが。