タレントの小島瑠璃子が日馬富士問題で絶妙なコメントを繰り出し、視聴者をうならせている。12月3日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)では相撲はまったく観ないと前置きしつつ、貴乃花親方について「服装が変!」「姿勢が本当に変だなと思って」と女性らしい視点で指摘。多くの視聴者が感じている何とも言えない違和感を上手く代弁してみせていた。
そんな的確なコメント力に加え、場の空気を読む能力も高いことから多くの番組で重宝されている彼女だが、今後は新たな分野への進出を目指しているという。
「政治系のコメンテーターです。バラエティ色の強い小島ですが、もうすぐ24歳になることもあり、硬派な分野にも進出してタレントの“格”をアップさせたいと狙っているようです」(業界関係者)
10月22日投開票の衆議院選挙では「TXN衆院選SP 池上彰の総選挙ライブ」(テレビ東京系)に出演し、希望の党や立憲民主党の開票センターから冷静かつ絶妙なレポートぶりを披露。ダウンタウン・松本人志にも絶賛されていた。このように本人の適性も十分だが、政治方面に挑戦するのは他にも理由があるという。
「所属事務所のホリプロが、彼女を“政治枠”で育成したい方針のようです。ホリプロではこれまで、政治オタクを自認する春香クリスティーンが政治関連の仕事を一手に引き受けていましたが、その春香は来年3月末での芸能活動休業を発表。このままだとせっかく築き上げた政治方面のコネや人脈が無駄になってしまうので、春香の後釜に小島を据えたいようですね」(前出・業界関係者)
もし衆院選での現場レポーターがその手始めだったのであれば、小島は完璧なスタートを切ったことになる。今後も彼女らしい絶妙なコメントを、政治関連のコーナーで聞けるのかもしれない。
(浦山信一)