12月14日、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演する映画「クソ野郎と美しき世界」の監督名が発表された。
「この映画は4つの短編で構成されているため、4人の映画監督が演出を担当します。今回の発表によると、稲垣のエピソードは、映画『冷たい熱帯魚』や『愛のむきだし』などを監督した園子温、香取のエピソードは、CMディレクターの山内ケンジ、草なぎのエピソードは爆笑問題・太田光、3人全員が登場するエピソードは、映像ディレクター・児玉裕一が担当するとのことです」(映画ライター)
今回、映画を演出する1人である園監督といえば、かつて映画イベントにて「キムタクなんて映画に起用しちゃダメなんだよ」と言ったとされ、大きな話題となった。それだけに今回、彼が監督と脚本を務めることで、映画への注目度は高いものになるという。
「当時、園監督は、無名でも才能があれば一線で活躍できるハリウッドに対し、日本は安易にジャニーズアイドルばかりを起用していると痛烈批判。さらに木村拓哉主演の映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を引き合いに出し、『毎回、(主役が)キムタクとかだったら、(日本の他の)役者もプライドなくなっちゃうよ』と、公の場で激怒していたのです。その後、園監督が『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のBISTRO SMAPに出演し、言葉が独り歩きして大ゲサになってしまったとキムタクに謝罪したのですが、放送を観る限りでは完全和解にはほど遠いように見えましたね。そんな彼が、元SMAPの映画を監督するわけですから、3人がジャニーズ事務所に所属していては絶対に実現できなかった、ハードな内容が期待されています」(前出・映画ライター)
タブーを恐れず、賛否両論を巻き起こす過激な作風でも知られる園監督。はたして彼は元SMAPをどのように演出するのだろうか。