このベッキー騒動以上に国をあげてのカラ騒ぎとなったのが、前代未聞の“さらし者”生謝罪で幕を閉じたSMAP分裂騒動だ。ジャニーズ番記者が騒動を振り返る。
「結局、木村拓哉(43)1人が翻意したことにより、SMAPの独立は頓挫したわけですが、その裏でキムタクをみごとに操っていたのが妻の工藤静香(45)でした。キムタクより年も芸歴も長じている静香は、ズボラなキムタクに代わって、関係者への盆暮れの付け届けを欠かさず行っている。子供が生まれたあとには、メリー喜多川副社長(89)や黒柳徹子(82)などを伴いディズニーランドに行き、お披露目会まで行っている。結婚には大反対だったメリーさんも、今ではすっかり懇意になっているほど、人たらしにたけています」
その一方で、SMAP育ての親と呼ばれるIマネージャーに対しては、
「静香は子供の誕生日に夫に仕事を入れないようI女史に頼んでいたが、何度か仕事を入れられたことがあった。かつてのヤンキー時代の口調で『あれだけ言ってたじゃんか!』とご立腹となったこともあった」(前出・ジャニーズ番記者)
もともと工藤の大ファンで、人気絶頂期の28歳で、事務所ではご法度の結婚に踏み切った木村だが、
「キムタクは静香なしでは生きていけないですよ。SMAPメンバーの中でも最低のファッションセンスと言われるキムタクをみごとにコーディネートしているのは、自身の宝飾ブランドを立ち上げるなどファッションに通じている静香なのは有名な話。休日に外出する時もいつも静香と子供が一緒です」(前出・ジャニーズ番記者)
今でも、木村は工藤にベタボレの様子だが、キムタク妻としての工藤の能力はこれにとどまらない。
「事務所から干されたらどんな末路が待っているのか、業界の力関係を肌身で知っているのが静香なんです。メリー副社長側からSMAPがなくなる可能性を示唆されたあとは、ライバル事務所をはじめ、テレビ局、代理店などから情報をかき集め、独立したら『SMAP』という名前が使えなくなるという情報を入手していた」(テレビ関係者)
もちろんメンバーで唯一妻帯者という事情もあるが、最終的にキムタク1人の名前では干されるのが必至と判断したのだという。
「妻が『残ってほしい』と言えば、木村はもちろん全幅の信頼を寄せる妻の進言に従うのみ。最終的に彼女の情報収集能力がモノをいった」(前出・ジャニーズ番記者)
まさに、CIAならぬSIA(静香情報機関)恐るべし!