“生まれたままの姿でのお盆芸”でブレイクしてほぼ1年が経過したアキラ100%が、何とドラマデビューすることが明らかになった。来年1月8日に放送されるテレビ東京の新春スペシャルドラマ「娘の結婚」で、主人公・中井貴一演じる國枝孝彦が通うスーパーの店員役として出演する。もちろん今回は服を着ての出演。トレードマークの蝶ネクタイはそのままに白いシャツに緑のエプロン姿で、相棒の“お盆”を携えての出演になるという。
「ドラマでは、『アキラ笑顔100%』という名札も付ける予定です。今回のオファーに関してアキラは『視聴者の皆様は肌見せの多さで僕を認識していますが、(中略)どうか僕を見逃さないようにお願いします』と、みずからのキャラをいじりながらコメントしています」(番組関係者)
今でこそお盆芸で、一世を風靡したアキラ100%だが、実はもともと“俳優志望”だったという。
「アキラは高校時代に演劇部に所属し、大学時代は小劇団で役者としても活動していました。20代の頃には椎名桔平の付き人兼運転手をしていたことは有名です。ブランクはあるもののそれなりにキャリアはあるので、彼の演技は期待できますよ」(放送作家)
アキラ100%は、今年公開の映画「ゆらり」でも本名の「大橋彰」の名で出演しているが、「アキラ100%」の名前では、今回がデビュー作となる。そんな彼には、今“ある悩み”があるという。12月18日に行われたパチンコ店の新CR機「CR真・花の慶次2」ホール導入記念イベント「ベスト傾奇ニスト2017」の発表&授賞式に出席した際に、その胸の内を、こう明かした。
「アキラは、ブレイクして初めて迎える冬が『ちょっと怖い』と告白。『僕の場合、手がかじかむと本当に命取りなんですよ』と弱音を吐くと、お盆の裏にカイロを仕込むなど対策を練っていることも明かしていました。まかり間違って落としてしまうと放送事故になるというわけでしょう。さらに、『(このスタイルだと)ロケにあんまり行けないんですよ。気持ちとしては“街ブラ”番組にも出たいんですけど』と、“お盆芸”芸人ならではの切なさを訴えていました」(イベント関係者)
念願のドラマデビューは、アキラ100%にとって「脱・お盆芸」の一歩となるか!?
(窪田史郎)