「めざましテレビ」(フジテレビ系)を担当する同局の久慈暁子アナが“福女”を目指して疾走した。1月10日早朝、商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社・西宮神社(兵庫県西宮市)で、福を求めて参拝一番乗りを目指す、新春恒例の「開門神事福男選び」が行われた。くじ引きで当選した先頭ブロックの258人が“一番福”を目指して、約230m先の本殿まで激走。見物客を大いに盛り上げた。
番組では、スポーツを担当する久慈アナがジャージ姿で現場をリポート。「『めざましテレビ』を代表して、福男ならぬ福女を目指して頑張ります」と久慈アナは宣言し、本殿まで疾走。途中、男性を抜くシーンもあったが、残念ながら福女にはなれなかった。走り終えた後、久慈アナは「福女にはなれませんでしたー」と敗北を認めた。
視聴者からは久慈アナの走りっぷりを見て「かわいい!」「走る姿がカッコいい」など賛辞の声も上がったが、「新年早々、福を逃すとは縁起が悪い」など、ネガティブな見方もあった。
そんな久慈アナといえば、昨年同局の深夜の看板番組「アナパン」シリーズに抜擢。鳴り物入りで「クジパン」がスタートしたが、わずか3カ月で打ち切り。今回、男性に勝つことは最初から無理とはわかっていたが、それでも“福女”を逃したというのは縁起のいいものではない。しかし、意外な人物から助け船が入った。
「同じ日放送された『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、タレントの江原啓之が“福男選び”を全否定していました。福男選びは運試しみたいなものであり、ただ足が早いだけ。ご利益もないとバッサリ斬っていました」(テレビウォッチャー)
一番福に敗れてもまったく問題なし。久慈アナには今年こそ本業のアナウンサーで“福”をつかんでほしい。
(石田英明)