1月9日放送の「ごごナマ」(NHK)では、人気コーナー「イケDr.オトナのカラダ悩み相談室」で「男性機能」をテーマに活発なトークが交わされた。
MCの阿部渉アナとこの日のイケメンDr.相川浩一医師は、説明しなければいけない名称や症状をなかなか言葉にできず、困り顔をするシーンも。それに対しレギュラー出演者の船越英一郎と美保純、ゲスト出演者の三遊亭円楽と大石静は、そんな彼らを補うかのごとく言葉をつなぎ、視聴者をたびたびドキッとさせたのだった。
「NHKが攻めた内容を取り上げるのは、『あさイチ』の専売特許ではありませんが、有働由美子アナのように自分の経験をつまびらかにしながら“更年期”や“ワキ汗”などをサラリと語るのは至難の業。この日の阿部アナも頑張ってはいましたが、円楽の軽妙さや美保の大胆さに比べると物足りなさを感じました。特に美保は、厚労省が国内で唯一承認しているEDサポート器具の写真を見ながら『これは色をピンクに変えたほうがいいと思うなぁ』と言ったり、ドクターに『女性から男性に対してED治療を言い出す場合は、言葉選びに注意しなければいけません』と説明されたとたん『何も言わずに山芋を思いっきりすりおろしてハイって出せばいいんじゃないですか?』と提案したり、屈託のないコメントを繰り出し、終始スタジオを明るい笑いに包んでいました」(テレビ誌ライター)
「これまでのNHKにはなかったことがしたい」と、美保を起用したこの番組。その期待に、みごとに応えていると言えよう。