5月8日放送の「ごごナマ」(NHK)に出演した秋吉久美子。番組冒頭では「女優になっていなかったら何になっていたか」との質問にちょっと艶っぽい女性教師と答えたのに続けて、「ちょっとイタズラ好きな看護婦さん」とも答えた。まるで語尾にハートマークが付いているかのような特盛サービス精神を見せたのだ。
御年64歳には見えないファニーフェイスとコケティッシュぶりは20代の頃とあまり変わらず、唯一無二の感性でNHKの生番組を「秋吉久美子ショー」のごとく、司会陣も巻き込む圧巻の進行係ぶりまで見せた。
以前から「漢詩」に興味があったという秋吉は、漢詩に基づいて音をつけて詠む詩吟を習いはじめたそうで、阿部渉アナからの「1節、詠んでみてください」の言葉を受け、太田道灌の漢詩「蓑を借るの図に題す」を詠むことに。最初の音を高い音で入ってしまい、その後が苦しくなってしまった秋吉は2度やり直し、「1節だけ」詠むのかと思いきや、次コーナーが始まることを示すジングル(短い音楽)が鳴り始めてもやめず、みごとに最後まで詠みきったのだった。
「秋吉はその日の夜、自身のブログに《詩吟、出だしの音、高く入って、フェイントかかっちゃった。。恥ずかしい。その後、調子に乗って途中で止まらなくなった》と書いていますが、その様子は視聴者にも伝わっていたようで、ネット上には『やめられない止まらない秋吉久美子がかわいい』『ジングル無視して詩吟を続ける秋吉久美子が好き』『この素直さが秋吉の魅力』といった声が。さらに番組後半では、先日、教会の駐車場の誘導員をやったと明かし『すごく楽しかった。私、向いていると思う』と満面の笑みを見せ、司会の船越英一郎を驚かせ、同じく司会の美保純の共感を得ている様子が非常に印象的でした」(テレビ誌ライター)
旺盛な好奇心で、興味のあることには積極的にチャレンジする秋吉。そんな心の若さが、ルックスの若さに関係しているのかもしれない。