1月15日放送の「NEO決戦バラエティ キングちゃん」(テレビ東京系)で開催された「冷やし漫才王決定戦」に参加したお笑いコンビ・カミナリの2人。冷やし漫才とは、コンビの2人が周囲の人の気持ちをヒヤヒヤさせるほどのケンカをした後に開始する漫才のこと。ツッコミ担当のたくみが、ボケ担当のまなぶの頭を大きな音でどつく「どつき漫才」で有名になったカミナリだが、この日の漫才に「どつき」はなし。司会のお笑いコンビ・千鳥や共演者のお笑いコンビ・ノンスタイルらから「どつきがなくても面白い」「まるでアコースティックバージョンを見ているよう」と驚かれた。
「ネット上でも“どつき”のないカミナリの漫才に『なくてもちゃんと面白い』といった声が続出しています。番組ではノンスタイルの井上裕介が、昨年12月3日に開催された『M‐1グランプリ』(ABC・テレビ朝日系)で、審査員の1人だった上沼恵美子が、カミナリの漫才を見て『どつきのところで笑いきてない。いらなかったんじゃない?』とコメントしたことを持ち出し、『上沼さんがこの前のM‐1で言ってたことは正しかったのかも』と言ってスタジオの笑いを誘いましたが、まさにその通りでしょう。カミナリのどつきはすでに見飽きた感があるのは否めません。せっかく正統派漫才ができる2人なのだから、そろそろどつき抜きの漫才を定番スタイルにしてもよいのではないでしょうか」(エンタメ誌ライター)
昨年の「M‐1グランプリ」では、上沼から「ネタはいいね」と褒められてもいたカミナリ。はたして今後の漫才スタイルに変化はあるのか。